ザ・バスタードの作品情報・感想・評価・動画配信

「ザ・バスタード」に投稿された感想・評価

hokt

hoktの感想・評価

3.0
よみがえるのが、いらないのでは?

まあ、最後は幼馴染みに戻ったって演出も良いけど。

一人孤独にぶっ倒れるのもありだよねえ
ろっち

ろっちの感想・評価

3.6
電波な話。
拾われて育てられたモフセンは「捨て子」と呼ばれ、バカにされ育つ。そして大人になってもモフセンはパッとしない生活で、惚れた女性の窃盗事件を見逃した為、警備員の仕事もクビとなってしまう。
そんなある日、唯一ツルんでいるカリーファが半ば強引に携帯電波のアンテナをモフセンの家の屋根に建てる。携帯の販売とアンテナ料で転機となり、モフセンの生活は一変するが……ってあらすじ。
面白かった。電波の影響か?トルエンか?弱っていくモフセン。幼馴染三人の心境は複雑。展開は淡々と進み、流れは悪くない。要するに、一つのスラムの古い村のストーリー。この先この村はどうなるのだろう?
まぁ多くは語るまい(笑)
こまち

こまちの感想・評価

2.6
レンタルしたら借りたかったやつじゃなくてこの作品が入っていたのでとりあえず鑑賞。
サラーが仕事場のゴミ箱に捨てられていたのを拾ってきたバスタード(捨て子)のモフセン。
不器用で真面目なのを絵に描いたような青年があれやこれやを経て、金と権力を得て終わりへと向かう作品。
モンスターみたいな母親を持つ幼馴染みのラルノーバ。虫に愛されるベント。モフセンと幼馴染みの2人も中心に話が展開していくけれど、個人的にはちょっと退屈でした。
トリッキーなキャラや設定が多いわりにそれを放置して話が淡々と進むのでちょっとおいてけぼり感が……。
ジャケの雰囲気が好みで借りただけなのですが、って…Filmarksはジャケ写無しですな…。カタール映画(純粋の…かは不明ですが)は初めて観ましたね。フットボール好きならば馴染みが有る国なのかな…?圧倒的にイスラムが強い国です。(←不安になって調べたので間違いないです!)

◆①
食堂で働く中年の男サラーは、裏のゴミ捨て場で赤子を拾い、その子をモフセンと名付け育てることにした。
成人したモフセンは、僻地の街で育ての父サラーと暮らしている。周囲からは“捨て子”とからかわれ、やっと見つけた靴工場の警備の仕事も、憧れの同僚女性モルジャーナの窃盗(トラックでゴソっと!)を庇った為にクビ…。「僕なら大丈夫だから…」と嘯きつつ、一人有機溶剤を吸いながら心を鎮める毎日です。


カタールの暮らしぶりは、まあイメージ通りの中東の感じです。都市部の都市ぶりと、僻地の僻地っぷりのコントラストは、まあ日本でもそうですね。

◆②
モフセンの二人の幼馴染み。
🧔一人は巨漢のラルノーバ。亡き父が街を仕切っていた悪党で、怪物のような母親の言いなりになり二代目“街の悪党”をやっているが、心が弱い。頭もちょっと…。
👩‍🦰体を売ってなんとか生活をするベント。ちょっとボンヤリしたところがある。かつてテレビでも報道されて大きな話題になった“虫に愛される少女”。今でも彼女の脚をつたって蟻が昇り降りし、部屋には沢山の昆虫が…。
ラルノーバはベントに気が有り、ベントはモフセンの事をずっと気にかけているが、モフセンは靴泥棒のモルジャーナが今でも好き。


基本的にはモフセン・ラルノーバ・ベントの三人と、モフセンとつるむ唯一の知り合いカリーファ、そしてラルノーバのモンスターマザーの五人で展開するお話です。

◆③
カリーファの強引な誘いでモフセンは自宅の屋上に携帯のアンテナを立てることになった。今までこの街には携帯の電波が届いていなかったから。初期投資は必要だったが、毎月働かなくて済む程度の固定収入が。更にカリーファは携帯そのものを販売によって大きな利益をあげる!携帯の有る生活を齎らしたモフセンは皆に感謝され、名声と富を手にした。もう誰も“捨て子”などとは呼ばれない。
そして当然、街を取り仕切るラルノーバは当然黙っていられない…。


…と、なりまして、暴力で街を支配するラルノーバはモフセンに嫌がらせなどする様に(母にしむけられて)なるのですね。かつては仲良しだったのに…。争って欲しくないと願うベントの額では今日も蟻がウロチョロしております。

先ず驚かされるのは、撮影のハイレベルさですよ!画の絵画的な美しさ(丘から見下ろす長閑な野山に巨大な発電プロペラの立ち並ぶ様よ!)も、視点のスムーズな?移動も、相当にレベルが高く思えます。カタール映画恐るべし!…なのか、単に共同制作のフランスのスタッフなのかもしれませんが。

ジェラシーと、モンスターマザー(マジでモンスター!この人見る為だけでも必見)に追い立てられてで怪物化していくラルノーバ vs コンプレックスを解消できたことから金と力(権力)に魅入られて自らを神格化しようとするモフセンの構図になり街は大きな変化の時を迎えます。
徐々に変わっていくモフセンを心配しつつもラルノーバの暴走も止めたいベントと、ただたかる蟻達…。

観始めるとまあ、思いがけない流麗な作りに、新鮮さも相まって夢中にさせられました。
構図的には、《旧来の勢力≒国家・宗教》《自然・調和≒神》《新しい神様≒情報・経済》の兼ね合い、対立の話とかなのかなぁ?なんて思いながら観てたんですけどね。うーん、結局良くはわからなかったですだよ…。
例えば中盤から“靴泥棒”のモルジャーナが、なんと靴屋をオープンさせて大成功を収めるエピソードとか有りまして、洗練されたビジュアルイメージの打ち出しなどから連想させるのは“欧米のコマーシャリズム”とか“グローバリゼーション”の象徴のようなのですが、だとするとモフセンの立ち位置がブレちゃうし…。アンテナを建ててから体調をみるみる崩すモフセンを見てると製作者が情報社会に懐疑的なようにも思えるけど、果たして?って感じです。…これは正直、カタールという国の事、文化、宗教、政治などをちゃんと理解してないと府に落ち無い作品のように思えますね。無念…。(しょっちゅう書いてますが)理解できないのがホントに悔しかったです。そのくらい“面白そうな物語”に思えたっていう事です。
終わり方が凄く舞台っぽかったので、ひょっとすると元は戯曲とかなのかも知れませんね。

…そして朗報!ネコがいっぱい出ます!
パッと見でも、野良三匹、モフセンの家猫一匹は確認。ネコネコメーターは4🐈+です。カタールはどうやらネコに優しく国=善い国のようです!因みに悪党ラルノーバはピットブルをヒトにけしかけてましたね!犬=悪の使い。…映画における犬の扱い酷過ぎないかな?
チュン

チュンの感想・評価

3.0
キャラがおもしろい
虫に愛された女、虫が絶えず体中を
這いまわってる女や
捨て子と呼ばれる優しき男
町を仕切ってるイカれた男など
いいキャラがでてるのに
今一歩の所で面白くならない
伝えたい事はわかるんだけど
そこにいくまでが面白くない
惜しい映画
人間観察が好きな人はおもしろいかも
NORIDAR

NORIDARの感想・評価

2.9
目の前にあるものへ手を伸ばしただけなのに…

村の者からバスタード(捨て子)と呼ばれ馬鹿にされるモフセン。ある日そんな彼の家にアンテナが立つ事になり携帯電話が使えるようになると村人たちは彼を崇め始める。彼は村人から電波料金を取る携帯電話ビジネスを開始することに。
親の代から村を納め村人から年貢を取り立てていた幼馴染のラルノーバは母親の助言もあり彼の電波ビジネスを阻止しようと動く。
小さな世界の時代の移り変わりを描くミニミニゴッドファーザー!

寄り付く虫たちを拒む事なく、食物連鎖の下で咲き誇る可憐な花のヒロイン。電話じゃなく虫を携帯し続けるキャラクターは凄くパンチ効いてるのにいかんせん出番が少ない…
捨て子の主人公、村のジャイアン、そしてジャイママ、みんな破壊力高めの武器を持っているにもかかわらずキャラが弱い。
ポップなキャラクター揃いなのに重めのストーリーにしか出来上がっていないのが勿体なかった印象。

携帯という未来道具だけがあるドラえもん不在の物語は中々にシビアな世界でした。



ストーリーの設定も面白くなりそうなのに、なんか惜しい…
まぁ郎

まぁ郎の感想・評価

2.0
うーむ、レンタル屋でジャケ借りして失敗した例

揃いも揃ってクズばかり...。
みんなちょっとずつ気持ち悪いし...。
文字通り救いようがない。

普通、主人公ぐらいは真っ当なはずなんだが...この作品では真っ当な人間は皆無。
abemathy

abemathyの感想・評価

3.0
ときどき見かける「クズしか出てこない映画」だった。
かわいそうな生い立ちの青年をいい人に描かない姿勢に硬派な姿勢を感じた。
靴工場での表情が気持ち悪くて、それに尽きた。
感想川柳「反抗し 目指したものは 何なのか?」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

"捨て子"だったモフセンの家に携帯のアンテナが建つことになり、収入も増えて影響力を持つようになると、今までバカにしていた連中を支配しようとするが…というお話。

今まで虐げられていた人間が影響力を持つとどうなるか?(・ε・` )

だいたいは虐げてた連中と同じようなことをするもんです。(´・c_・`)

窃盗をした憧れの女性を庇って仕事をクビになり、アンテナが建って収入が増えたらどんどんおかしくなっていく。(・д・ = ・д・)

そもそもあんな村で通話とメールしか出来ない携帯持ったところで何をしようというのか?( ̄0 ̄;

モフセンもシンナーキメてまともとは言えない。

虫を操る女もよく分からん(・ε・` )



とりあえずあの母親がろくでもないのは間違いない。(。´Д⊂)

警察の手も及ばない田舎の怖さというか、ムラ社会の犠牲者というか(-_-;)

何か深いものを感じつつも、イマイチ釈然としない展開でモヤモヤしました。((((;゜Д゜)))


んでまず(^_^)/~~
すね

すねの感想・評価

3.5
お父さん(本当のお父さんじゃない)に褒められたかったんだと思う。
お父さん、見てよ、立派になったんだよ、見てって。
喜んでもらえると思ったんだ。

間違いだなんて思ってない、後悔なんかしていない、人のためだと思っていたから。

もう、やめられない、とまらないかっぱえびせん…。

この映画、かっぱえびせん全く関係ございません。

でも、やめられない、とまらないのように自分じゃもうどうしようもなくなってしまい気付いた時にはすでに手遅れ状態、まさに、それは言えてる。

誰も頼れなくなって独りやられてく。
たつ前とたたない前ではこうも違うか。たたなければ…。

たたなければよかったのかな…。
たたなければ…。
たたなけれ…ば。

ここで言ってる、たつ、たたないって…アンテナのことに決まってるだろ…?

エッチなこと考えるなよな。

村にアンテナが立ったことにより孤独だった男が変わり、村人が変わり、育ての親が変わり、愛する女が変わり…。

孤独な男が
最後に見たものとは…。

考えさせられるー。
考えさせられるー。