今さら何かを付け足す必要もない名作だが、やはり圧倒される。
この映画の核は、「みっともなさ」だと思う。
志村喬演じる渡辺勘治は、死を前にして崩れ落ちる。怯え、すがり、口ごもり、若い生命に執着する…
1952年作品。当時は手術以外のがん治療がほとんどなかった時代。患者にがん告知はされず胃潰瘍とだけ告げられる。
絶望感に浸っていた主人公は酒屋で伊藤雄之助が扮する小説家と出会う。小説家が欲しがって…
2010/9/7鑑賞レビュー
この年は未鑑賞の黒澤作品を探してレビューしてた。
【来年は生誕100周年。第5弾】
この作品を観終えた時には、日付が変わっていた。
3月23日は、黒澤明の生誕日。そ…
2026/05/19(火)NHK BSにて字幕で鑑賞。通算2037本目。
「生きる」ってぃコトは大変なコト。それを人々は当たり前にこなす。そして1部の人間はそれをこなせない。人生って摩訶不思議。
…
何も古さを感じない普遍的なメッセージと、見事な構成に惹きつけられ驚かされ、飽きない2時間だった。
時系列の混ぜ方が本当にすごかった。特に感動したのは余命宣告直後、家にある物から思い出を回想していくと…
黒澤明監督作品。素晴らしい映画だった。「生きる」ということがどれほど難しく、苦しいものなのか。それは我々が平然と避けていること、つまり生きることを平然と避けているのである。そのように思った。私はなん…
>>続きを読む