高島屋史料館の「団地と映画」を見て本作がいわゆる「団地映画」と知り見てみた。船越英二の父親の育児に対する考え方に時代を感じるが、親が子どもを思う気持ちはいつも変わらない。山本富士子の、日本画から抜け…
>>続きを読む一歳八ヶ月のターちゃん(太郎)が主人公。
ターちゃん目線のナレーション(声・中村メイコ)から、
映画は始まる。
画期的な設定だが、物語は、
ごく普通の夫婦(山本富士子&船越英二)の子育て奮闘記。
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日常スケッチ風の乳幼児👶と母🤱山本富士子の団地内の育児の困難さが描かれた前半、父👨船越英二の祖母👵浦辺粂子と同居の一軒家での後半の趣きの違いは明瞭で、お節介でも祖母の加勢は矢張り有難い筈。また、多産…
>>続きを読む初めての子育てに大わらわな夫婦をユーモラスに。市川崑の団地映画。
赤ちゃん視点で大人たちの滑稽さを嗤うテリングが思ったほど続かず、なんだかとりとめのない子育て夫婦の話だったけど、小児科医の書いた育…
「吾輩は猫である」の赤ちゃん版みたいな。
終始頬が緩みっぱなしだった。太郎くんこと、たーちゃんが生まれてから2歳になるまでのあれこれ。
たーちゃん視点で、親のことなどが語られるおもしろさ。初めての子…
お母さんが山本富士子、お父さんか船越英二、おばあちゃんが浦部粂子、そしてぼくがその子ども。
ということで、このぼくからの目線で子育てに右往左往する大人たちを観察するという子ども版「吾輩は猫である」形…