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ザ・タワー
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『ザ・タワー』に投稿された感想・評価

para
5.0
この1本で、約70年間のパレスチナを知ることが出来る。

レバノンのパレスチナ難民キャンプにてNGO活動をしていたノルウェー人監督による、
親しい家族をモデルとして作られたノルウェーのアニメーション映画。言語はアラビア語。
タイトルの意味は劇中で語られる。

俳優が演じるよりも、ある種の深みが生まれていて、とても素晴らしい、良く出来た作品です。
パレスチナ人にとっての希望とは…
最後は肩を震わせて泣きました。


中東ジャーナリスト川上氏のトークセッション付き上映。
パレスチナ人は国を持たないために、全ての人が難民なのだが、難民第一世代から第四世代のどの世代かによって想いも考えも異なることを知る。
イスラエル建国により追われた難民第一世代。いつか故郷に帰ることが出来ると信じて、またそれまでユダヤ人と共生してきた記憶を持ち、生きるのに必死だった世代。
国を、故郷を奪還するために戦いに明け暮れ、結果得るものがなかった第二世代。
イスラエルのレバノン侵攻等で、教育の機会を始め様々な機会を失った第三世代。
そして今、故郷も戦争も知らない第四世代は、難民キャンプを出ることが夢であり、現実逃避として薬物中毒が蔓延しているという。。

イスラーム映画祭6



追記 ネタバレ

居住地は広がらないが、人は増える…やむなく上に敷地を拡げる…
タイトルの意味。
5.0
イスラーム映画祭6@ユーロスペース
今年のイスラーム映画祭の上映作品でどれか一つ勧めるとするならば本作を強くおすすめします!長年のパレスチナの苦悩がぎゅっとこの77分に凝縮されていました。日本のアニメーションとは全く違う、登場人物の顔のデザインがクセが強くて独特でしたが、そこが逆に哀愁漂う感じで深みを出していてよかったです。故郷なきパレスチナ人の4世代それぞれの世代が感じる苦悩となんとか希望やアイデンティティを見いだそうとする姿を文字通り「タワー」で表現したのも面白いです。ところどころで出てくるパレスチナジョークもなかなか風刺が効いていてぐさっときました。。
富井
5.0
アニメ作品
アルナクバ(イスラエル建国により多くのパレスチナ人が故郷を追われた年、1948年)からの70年を振り返る物語
そしてレバノン、ベイルートの難民キャンプで暮らすパレスチナ人家族の現在を語る物語でもあった

パレスチナ問題の入り口としてもすごく良さそう

故郷の奪還を諦めない人もいれば、今この場所で幸せな暮らしをする事を目指す人もいる
映画のラストでは、絶望感と閉塞感の中で現代の「希望」が共有されてて良かった

監督が当事者ではないという事がすごく重要な要素だと思う
代弁であるが故に生まれるある程度冷静で客観的な目線、そして当事者たちに寄り添い親密な関係を築いたからこそ生まれる主観的な切実さ、そのどちらも感じられた

過去を忘れない事、伝えていく事、そして現在から目を逸らさない事、しっかりやってこ

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