親米時代のイランを描いた作品だが、舞台は時の止まった辺境の刑務所なので、時代やエキゾチズムはさほど感じられない。
最後まで先が読めない脚本とリアルな美術、クリアで美しい撮影が印象的なサスペンス。
主…
囚人はどこへ消えた?
いや、結構面白かった。やる気のない警察犬には笑ってしまった。
ラストシーンが印象的。見せ方が巧い。まあ、そこ調べてなかったの? とは少し思ったけれど。
所長であるラ…
当時のイランの政治情勢を理解していれば、本作の描くテーマの重要性の受け取りかたも変わるんだろうな。
ストーリーは単純で面白いけど、ちょっと温厚な所長を事件関係者全員が翻弄してるように感じて、事実は…
長編デビュー作『メルボルン』(2014)が東京国際映画祭をはじめ世界80以上の映画祭で上映され12の賞を得た、1980年生まれの俊英ニマ・ジャウィディ監督待望の長編第2作。
1966年、イスラム革…
2019年のイラン映画。
物語の舞台は1966年。刑務所の移転のために囚人達を移送する任務を背負った少佐。ところが、囚人一人が行方不明になり…。
始めこそ映像とリズムが良質ミステリーっぽくて良か…
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