雁の寺に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『雁の寺』に投稿された感想・評価

kassy

kassyの感想・評価

3.5

雁の襖絵で知られ、人々に雁の寺と呼ばれている禅寺。厳しい戒律に守られたこの寺に、襖絵の作者南嶽の妾、里子がやってきた。南嶽の死後、彼の遺言でこの寺に預けられたのだった。やがて、住職は里子の肉に溺れ、…

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★偉い絵描きが襖に雁を描いた寺。絵描きの妾だった若尾文子が、絵描きの死後、寺の僧侶の妾になる。しかしこの僧侶、弟子はいびるわ若尾文子と年がら年中イチャイチャして法事はサボるわ、どうしようもない。

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溝口健二を彷彿とさせるファーストシーンの美しさ。

凝りに凝ったカメラアングル。

効果的な音楽が 不穏な空気を際だたせる。

モノクロの襖絵が美しい。
ぶるた

ぶるたの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どうやって、棺桶に入れたの??なんぼなんでも二人もはいってたら重さで分かりそうなものだけど。。

昔、見たのに何にも覚えて無かった。
こんな話だったんだねえ。
とにかく小坊主が可哀想でならなかった。
若尾文子はやっぱり
色っぽいです。
「清作の妻」の時も哀れでありながら、艶やかで、したたかな雰囲…

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ニシ

ニシの感想・評価

3.1
「女は2度生まれる」の系統かと思ったら全然違った。日本の暗部が詰め込まれてる。
水上勉の作品は暗すぎる…😖
若尾文子の美しさを忘れるぐらい慈念の心の闇が深い。。。
原作は水上勉の名作。
葬儀出棺の際、棺桶が浮き上がっていたのは演出として不出来。全体が良くできているので惜しい。
BS松竹土曜ゴールデンシアター
Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

3.0

寺の住職が妾を囲っていても特に非難もされない、良き(?)時代の話。原作は水上勉。
誰もが感じるであろう最後のカラーパートはやはり余計で、こんな小細工をするなら全編カラーにして欲しかった。
せっかく若…

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若尾文子の色っぽさと下世話なはかなさがたまらない。

女性の知性も愛嬌も理性も操も若尾文子の色気には敵わない。

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