セレブの種の作品情報・感想・評価

「セレブの種」に投稿された感想・評価

スパイク・リー監督による問題映画です。人種問題を少々と、性と政治と企業問題を多く取り上げた作品となっています。

性の問題は、レズビアンとして付き合っている女性(約14人)に精子売買(女性が男性を買う)を行い妊娠して子供を産むという問題。
政治と企業問題は、主人公の勤めているある社員が、社長が会社に対しての悪いことを社長が隠ぺいしているのを知った為に、その社員が自殺。その隠ぺいのことを主人公は知ってしまい、その会社からクビにされてしまう問題。

悪くもなく、まあまあの良作映画かなと思いました。でも、最後の方のキス・シーンはカットしてほしかったです。
感想川柳「せめてもの レベルは0で 留まりたい」

予告が気になって観てみました。。( ゜ρ゜ )

ハーバード大学のMBAを取得し、大企業に勤める超エリートのジャックは、内部告発をして解雇されてしまう。一夜にして文無しになった彼は、生活費を稼ぐためレズビアンの元彼女から“種付け”の依頼を引き受ける。そんな彼のうわさは瞬く間に子どもが欲しいレズビアンたちの間で広まり、商売繁盛となるが…というお話。

予告ではエリートのアンソニー・マッキーが、お金に困って「人生ブラボー」まがいのこと(報酬は段違いだけど)するコメディだと思ってました。(;゜∀゜)あのアンソニー・マッキーの顔描いてある精子が頑張るとこいる?(笑)( ´∀`)バイアグラをレッドブルで流し込む様子はまさに「仕事人」(/≧◇≦\)

自分じゃ精子バンクに登録出来ないだろうから、そういう面でも羨ましくもあるけど、さすがにレベル0〜3でマイナス1はキツいなヴェーダ君( ̄▽ ̄;)

でも実際は内部告発だったり、ウォーターゲート事件のことだったり、インサイダー取引に製薬会社の利益優先っぷりなど後半はかなり硬派な感じ。ニクソンとウォーターゲート事件は知ってても、フランク・ウィルズは確かに知らなかった。(´д`|||)ソッコーで調べましたよ。

ラストはだいぶ複雑だけど大丈夫なのかな?(^^;)))でもこういう形の家族もこれからはアリなのかも。

ウディ・ハレルソンの社長役なんてこれが最後じゃない?(  ̄ー ̄)ノ

スパイク・リー監督は25時やインサイドマンの監督だったんですね。(今さら(笑))この邦題知ったら怒るんじゃね?(-_-;)

ちなみに自分はジャックの行為は「お金」が絡んで無ければ倫理的に問題ないと思ってます。助けてる事には変わりないし。(。・ω・。)ゞ
色々詰め込みすぎてバランスが崩壊してるな、、うーん。
タイトルだけだと不妊のことを扱ったコメディーだと思うけど、同性愛のことだったり、大企業の不正の隠蔽、それを告発する者が守られない現実、色々訴えてくる映画なんだよな。
でも、本当にアンバランス過ぎて観にくいんだけど、オリジナルな怪作になってるから観てよかったかな。
多分、スパイク・リーは内部告発のことが一番言いたかったんだよね。それだけだと企画通らないからこーゆー設定にした気がするな笑
ウッディー・ハレルソン、いつもより髪が多くて最後の方で気づいた、増毛?ズラ?
riekon

riekonの感想・評価

3.0
この作品の生殖ビシネス部分だけだと軽い映画になってしまうから企業の不正や昔の政治事件を絡ませて重たい作品に仕上げたのかな?でもレズビアンの人達とのシーンはコメディっぽく作られてるのよねぇ。
私にはどっちつかずに思えたしラストも上手く収まりすぎててイマイチでした。

このレビューはネタバレを含みます

“知ろうとしないのは無知よりも悪い”

まさにそんな映画♬

製薬会社の不正✧精子提供✧
代理出産✧人種差別✧

同性愛者の子供問題✧

精子提供ビジネスって考えると
なんとなく無機質でヒンヤリ感があるけれど
決して産まれる子供が
愛されてないわけではない。
愛されてないどころか
切実に望まれて産まれてくる♡

同性愛者の子供問題だけでなく
子供を妊娠出来ない女性の方もいるし
精子に問題を抱えた男性もいるし
子供を授かる手段は多様にあって良いと思う。

けど賛否両論あるのは無理もない気がする。
性に関するものは皆敏感な気がするし。
差別はしたくはない人でも
軽蔑や強い嫌悪を感じたりしてしまう人は
少なくないと思う。

今は人の生き方の多様化が進んでいる。
きっとまだまだ知らない生き方や
理解出来ない愛のカタチってあると思う。

ラストの展開なんて今の私には
到底理解出来なかった。
良い悪いとかではなくて
愛のカタチってこんなに色々あるのかって・・・
私の持ってる愛のカタチは少なすぎて
想像しにくい。

でも一夫多妻制とかも似たようなものだし
何だかんだありながらも
上手くやれる人もいるのかもと思ったり♡

どんなカタチであれ幸せそうな姿をみれば
これで良かったと思えてしまうし✧

結局大切なことは知ろうとすることなんだろうな♬
Javier

Javierの感想・評価

3.7
これ邦題がダメかなぁ。
内容はコメディ的だが、結構深い。
アメリカの都市部で生活をした事がある人なら、結構身近な社会問題を扱っている。
911以後のアメリカに対する監督らしい映画な様な気がした作品かな。
coma

comaの感想・評価

4.2
世間に問題提起しまくりだし、面白かった。(せっかく良い映画なのに、邦題がイマイチすぎる…)
Aya

Ayaの感想・評価

3.5
最近見た変わった映画の中でもまた違う趣の変わった映画!

会社の不正を密告し、クビになった男がレズビアンの元カノに1万ドルで「種付け」をお願いされる。
その噂を聞きつけたレズビアンたちが次々押し寄せ・・・。

ってタダのラブコメかと思うじゃないですか??

でもこの映画、尺が140分あるんですよ。
えっ?!なに?!
と思ったら

彼の勤めていた製薬会社の不正(新薬品のデータ改ざん)も大きく取り扱った作品になっていて。

ファルコンことアンソニー・マッキーが法廷で弁論するシーンも結構長い。
しかもいいこと言うんだこれが!

安易にセックスドタバタコメディで押し切らず、全く話の違う社会問題を持ってきたことに感心しました。
そしてどちらも命、の話であると。

んで、ラストだよ。

えっ?!



全然ついていけねー!!!

あのような関係性ってあるんですか??
わかんないけど、なんかハッピー気に終わったけど。
お父さんじゃないけど、すっごく変わった価値観、を見せられて、ものすごくビックリした。
良いのか悪いのかすらわかんない!と思った。

あと、なんだよこの邦題。
セレブって誰のことだよ・・・。
『25時』のShiiiiit刑事が再登場
相変わらずイヤ〜な奴です
よほど気に入ったのかしらスパイク・リー

アベンジャーズのファルコン、アンソニー・マッキーが1回1万ドルでレズビアンに精子を売るぞ
レンタルのDVDパッケージにモニカ・ベルッチが大々的にフィーチャーされていてエロコメディ押しだったのですが
ところがどっこい、そこはスパイク・リー
コメディーの要素は確かにありつつも
ガッツリと社会派ドラマを見せてくれます

トピックとして挙がるのは
恒例の政治批判からエイズ、レズビアンカップルの子作り事情やサラッと黒人差別を交えたりと非常に多岐に渡ります
しかし物語の本筋は正義のために行動した結果、権力によって干された人たちへの鎮魂歌の様相を呈しております

アンソニー・マッキー演じる主人公のジャック(ジョンと呼ばれたりジャックと呼ばれたり)は
エイズの特効薬を開発している大企業で働き、最年少で部長に登りつめた秀才
しかし会社が利権を欲しいがために情報の改竄をしたことを知り内部告発に乗り出しますが
結果として会社をクビになり銀行口座を凍結されて、社会的地位を失墜させられてしまいます
生活水準を下げたくない彼は、元カノでレズビアンのファティナの提案で
レズビアンに自分の(優秀な)精子を提供するというビジネスに手を出します
それで子供を欲しがっているイタリアンマフィアの娘(がモニカ・ベルッチ)と関係を持ったことから
警察(件のShiiiiit)に目をつけられ逮捕され
ちょっとした法廷劇へと展開していきまする

様々な問題提起や気付きをもたらす作品ですね
ジャックの精子が女性たちの卵子に着床する瞬間は思いきり笑えばよろしいでしょう
この映画18禁なんだ。

オープニングからただよう社会風刺色にどきどき!
子供が欲しいレズビアン相手に、失業中の元製薬会社勤務エリート主人公が100万円でセックスして優良な精子を提供しまくる映画。

同性愛者だって子供が欲しいし、エリートにだって突然悲劇は訪れる。

人生って本当に人それぞれで、考え方次第なんだって思えた。ますます多様性を広げて、かつ極端化する世の中に、この映画の歪さは突飛なようで身近に感じた。スパイクリーは鋭い感性の持ち主だと思う。

テレンスブランチャードのジャズミュージックがとても爽やかで悲壮感はあんまない。

オチがマルコヴィッチの穴みたいだった。
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