4本立て3本目。ちょうど良い柔らかさと感動をありがとう。
開拓時代のアメリカ、金持ちが所有するアメリカ最初の牛の乳でお菓子を作り儲けようとする2人の話。
冒頭ちょっと不穏な感じだなーと思ってた…
このレビューはネタバレを含みます
・主人公達の価値観が時代背景の200年後ぐらいに設定されたSFチックな物語。ハワードホークスの作り方(登場するオブジェクトとそこで展開するドラマがズレる)に近い
・手仕事やテクスチャーがしっかり撮影…
男性的な支配構造の蔓延する西武開拓時代を舞台に、二人の男のフラットな友情が描かれる。ライカートらしい静謐だが力のあるショットの連続で映像的にも充実している。"撮れる"映画作家のスタンダードサイズの画…
>>続きを読むもう少し若さがあるライカートが好きだったのかもしれないとか思っちゃったりして。
住みたいところに住んで
時間の流れが自然とゆっくりになる
そんな落ち着き放った年齢、
のような映画だなぁと。なんと…
異質かな?というイメージとは違って、しっかりライカートの流れでいつも通りの雰囲気だった。退屈と良質のせめぎ合いみたいな流儀を今作でも味わえる。
あぁ…でもなんか良かった。牛がかわいいなぁ。
A級(…
このレビューはネタバレを含みます
映像が目にやさしい🥺
二人の会話や行動から見えてくるそれぞれの性格がちゃんと働いていて。シビアに生きてきて野心あるルーなんだろうな、というところにきて最後あの状況で彼の中にそのまま置いていくという…
西部開拓時代に富豪の象徴でもある牛のミルクを搾り盗んでドーナツを作り売り捌く軽犯罪映画。
この何とも可愛らしい物語の裏側には、"甘美な蜜を牛耳る権力者"と"搾取される労働者"という構造が見えてくる…
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