罪と罰の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『罪と罰』に投稿された感想・評価

いの
3.8

アキ・カウリスマキが描く「罪と罰」

「虫ケラを殺して自分が虫ケラになった」という台詞と、ファーストショットとの重なり。女性の名前はエヴァ。孤独とか虚無とか、でも車で引き返してエヴァに見つめられてそ…

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K
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過去鑑賞(レンタル)  △
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『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』 (1989)
『マッチ工場の少女』(1990)
『愛しのタチアナ』(1994)
『浮き雲』(1996)
4.0

この男になら、分かるかもしれない。わたしが心から求めているものは何なのか。なぜ、いつも虚しさにとらわれているのかを。

主人公の男ラヒカイネンの殺害現場を目の前にしながら、エヴァという女が彼を逃した…

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3.7
アキカウリスマキが初めて手掛けた長編かつ自分のスタイルを確立する前にドストエフスキーの同名作を現代フィンランドに置き換えたドラマ
真面目なテイストもできることがこの時からわかる
3.8

▶︎2025年:300本目
▶︎視聴:1回目
▶︎DVD収録2編(1編目)

決して湿っぽいゆきずりの男と女ではなく、自立していて、けどそれでいてどこか孤独の匂いを漂わせるふたりの話を、サスペンスで…

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eirain
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汝はちりに過ぎぬ 塵に帰るのだ
いぬ
3.5
デビュー作だけど既にアキカウリスマキっぽさがふんわり香っている
ただあんまり後に残らない 見て得られたものがなかった
KAKIP
3.4
記録用
アキ・カウリスマキ監督作品。

80年代のフィンランドへ置き換えて労働者の虚しさや悲しみを主題に展開。
その後の作品の萌芽が見え隠れするがまだ自身のスタイルのバランスがイマイチ。

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