ストーリー :⑨
メッセージ性:⑩
演技、人物 :⑩
映像、世界観:⑨
のめり込み度:⑨
余韻 :⑩
「この世界は生きづらく、あたたかい」
単純な言葉にも思えるキャッチコピーが、観終わったあ…
想像も出来ないような、絶対に入ることの無い(であろう)世界を教えてくれる。
何にせよ人殺すとかやってはいけない事で犯罪者を庇うのもなんだなと思ったりするけど、好きでそうなった訳でもないし(幼少期はコ…
すっごい良い映画だった。
恐らく「すばらしき」を皮肉と捉えてタグにされてるのかなと思うけど、それは視聴者視点での見え方で、三上視点では素直に素晴らしき世界だと捉えてのタイトルと解釈した。
三上の社…
これほどピュアな人間がなぜ犯罪者にまで転落したのかというプロセスについて、虐待された子どもは脳に損傷を負い、生涯にわたり社会不適合者になってしまうっていう明確な理由を示しつつも、だれのせいにもせず必…
>>続きを読むよい映画。とても胸にくる映画だと思う。
この作品を救いの無い作品、皮肉なタイトルだという人もいれば、救いようが全く無い世界でもないよと思う人もいるわけで。
私はどちらかと言うと、後者な感想。
…
1:43:40庄司さんが「勇気ある撤退」という言葉をアドバイスとして発言したシーン。以前に(1:09:20)津野田さんから「逃げるのだって立派な解決手段」と言われた際には、それは「総督感情でしか生き…
>>続きを読む13年の刑期を終えた三上さんは、旭川の刑務所を後にした。
「もう戻って来んけんね」福岡の訛りは、北海道に服役しても取れないのは、三上さんが自分というものを貫いているからだ。
前科が付いた人の社会復帰…
50.
・支援をする制度がどんなに整っていたとしても、過去に起こしたことによってレッテルを貼られ、社会の中で無下に扱われ、取りこぼされてしまう人が出てきてしまう。悲しい現実。
・長澤まさみが胸糞役で…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会