『由宇子の天秤』
傍観者の正義もグラグラ揺れる…
女子高生いじめ自殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇子は真実を追求し事件の真相に迫りつつあった…
報道されるべき真実が別物のシナリオで編…
「由宇子の天秤」正しい事に突き進む由宇子がぶち当たった問題は正しいだけでは解決しない問題でした。脚本と構成が良かったです。内容が「空白」という映画と対になっているような雰囲気で、どちらも観て考えて欲…
>>続きを読むドキュメンタリーは撮影者が存在する時点で既に客観性は全く無いない、という言葉を思い出した。
主人公のゆうこが、人と接する時に同じ物を食べる、分けたりもらったりすることで他者との距離を縮める姿が印象…
酷いね。
なにがって
主人公の父親、塾講師で経営者でもあるのに、そこの生徒に手を出すかね。
三石研、またクズの役ですわ。
あり得ないでしょう。まずもうその嫌悪感が強くて、
映画なのに
何かの間違いで…
登場人物の正義が終始揺れ動き続けており、観客個人の正義だけでなく、社会的な正義すらも根本から揺さぶられてしまった。
生理的な気持ち悪さすら感じる作品だったが、これは観るべきだ、と強く思える作品だった…
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