Downhill(原題)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「Downhill(原題)」に投稿された感想・評価

『フレンチアルプスで起きたこと』のリメイク。評判の酷さからウィル・フェレルが無駄に暴れまわるアメリカンコメディに改悪されて台無しになっていると思いきや、それなりにオリジナルを下敷きにしながらドラマで勝負していて悪い映画ではないと思った。オリジナルの真綿で首を締めるような家族の不穏さはないが、中年夫婦のどん詰まり感、ミッドライフ・クライシスを元にしたブラックコメディはアメリカ映画の正しい解釈、全体的に薄味だけど間違ってはいない。まあ、これなら女帝・ジュリア・ルイス=ドレイファス(妻側)の映画にがっつり寄せても良いような気はしたが…日本でリメイクするなら藤山直美と中井貴一でベタベタにやってほしい。
追記。ウィル・フェレルが「父親の死を経験すると自分の死がぐっと近づいたように感じる」みたいなことを言っていて、良い台詞だなと思った。
アルプスの雄大な景色に魅せられて観たが、内容は小粒。雪崩れが来た時に、お父さんが一人で逃げた。そのあとの家族のギクシャクだけ。予想以上に期待はずれ。
「フレンチアルプスで起きたこと」が大好きなのでリメイクも見てみた。

リメイクというかクレジットには「フレンチアルプスで起きたこと」にインスパイアされた話(inspired by Ruben Ostlund's FORCE MAJEURE)とあった。

中盤あたりまでは夫が取った行動について夫婦がぎくしゃくする様子でほぼ同じだった。

旦那役がウィル・フェレルになったことで、コテコテの笑いを取りにいくんじゃないかと心配したけど、オリジナル同様気まずい雰囲気漂いまくりのイヤーなあるあるに苦笑い。

中盤以降は本作ならではのエピソードも入れつつ、オチもオリジナルと違うが面白い。

本家の雰囲気ちゃんと引き継いでてよかった。

ラストは本家のほうが後味悪いけど、こっちもイヤな感じ残して良いと思う。
大好き❤なウィル・フェレル未公開作がU-NEXTにあった😭
オリジナルは未視聴で鑑賞
いつものドジっ子ウィルではなく文字通りのダメ親父
雪崩時のあの対応は本当父親失格
爆笑はなくシニカルな嫌な感じのコメディ
話が面白く楽しめたけど皆さんのレビュー拝見するとオリジナルの足元にも及ばない様子
でも久々ウィル見れたから加点
ラストの奥さんの計らいが粋すぎる
雪崩シーンで雪崩を見てる家族のカットがまあまあな時間入ってるのと、家族並んで歯磨きしてる有名なシーンを何故か横から撮ってる(鏡が真ん中で反対側には誰もいない)時点で終了。掘り起こして全部観たの褒めて欲しいレベル。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

1.5
【軽率過ぎる『フレンチアルプスで起きたこと』】
昨今、世界中映画のネタ不足に陥り、国際的なリメイク、グローカル化が顕著となっている。日本でも昨年『最高の人生の見つけ方』が吉永小百合主演でリメイクされました。さて、数年前から噂されていた『フレンチアルプスで起きたこと』がいつの間にか完成してみました。リューベン・オストルンドの切れ味抜群な鬱ドラマを『ファミリー・ツリー』の脚本家コンビ、ナット・ファクソン&ジム・ラッシュが映画化した。ということなので観てみました。

世界で話題になった作品をアメリカでリメイクすると風味がどうしてなくなってしまうのだろうか?まるで、家庭の味をフランチャイズ化し、軽く嗜むには良いが明日には忘れてしまいそうな作品になってしまっている気がする。それこそ昨年観賞した『最強のふたり』のリメイク『人生の動かし方(THE UPSIDE/最強のふたり)』はただケヴィン・ハートを配置しただけの薬にも毒にもならないドラマに仕上がっており、何故『最強のふたり』がフランスでヒットしたのかといった本質に全く迫れていなかった。

確かに、『フレンチアルプスで起きたこと』のリメイク『Downhill』には工夫が見受けられる。元ネタでは、プライベートゾーンにズケズケと入ってくる家族からフラストレーションを発酵させていったのだが、本作では家族がいく先々で、少しずつ精神に傷をつけていく嫌な人を登場させている。子どもが怪我するかもしれないといったヒヤリを表現するために登場させるワイルド強面なスキー客像には、監督の原作を超えてやろうという意識が感じられます。

しかしながら、やたらとカットを割って演出する雪崩のシーンや、洗面所の壁を使った安易過ぎる家族の絆に亀裂が入った描写などを観ると、監督の力量不足が露見している。そして『フレンチアルプスで起きたこと』で特徴的だった、霧のようになった雪の空間の中で家族の絆を再確認する場面や、美しさと不穏さを共存させるリゾート地の情景といったアート的側面がなくなってしまい、その結果登場人物がギャーギャー叫んでいるだけの下品なドラマになり下がっていたのが非常に残念だった。

こんな調子だったら、アメリカで『ありがとう、トニ・エルドマン』をリメイクするのはやめておいたほうが良い。いくらジャック・ニコルソンが主演だからって、アメリカにはヨーロッパ文化をローカルに翻訳する能力に欠けている為、余程の技量が持った監督でないと成功は厳しいと感じた。
WTF

WTFの感想・評価

3.0
オリジナルと比べると全てが弱い。
ジュリア・ルイス=ドレイファスの演技は良かったけど。
えーっと、観る価値なし。雪崩のとことか特に酷い。ザ・ハリウッドリメイクという感じの牙の抜け具合で流し見。
Momo

Momoの感想・評価

3.3
広大なアルプス山脈でのスキー場という舞台が派手な一方で、ストーリーはかなりシンプルな家族の話。日本で言うなら、寺内貫太郎一家シリーズの舞台が沖縄の青い海みたいな感じ。

すごくツボで面白かった。最近こういうタイプを見てなかった。

お母さんの気持ちわかるけど、そこまで旦那を追い詰めちゃあいけないよ....と思うことが多い。
旦那がまぁ99%悪いんだけどね!!!!

スキーが好きなもんで、ちょくちょく挟まれる雪の中の静けさや、ゴンドラのロープがしなる音を聴いて、スキーに行きたくてしょうがなくなる。

でも、スキー苦手な息子がスキーの悪いところつらつらあげるとき、分かりすぎて笑ってしまった。

子役の2人どこかで見た事あるな?
熊

熊の感想・評価

3.8
スキーしに行きたくなった
なんかゆるいコメディですっごいちょうどよかった
親父がクソ野郎すぎて笑ってしまった
この歳のおっさんのプライドの高さというか謎の意味不明な言い訳とかウィルファレルの完成度が高かった
ただ家族から阻害されてるのはすこし心が痛んだけど