NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
職も当ても無く旅を続ける浪人 三沢伊兵衛(寺尾聰)と、その妻たよ(宮崎美子)。伊兵衛は苦労をかけてばかりの妻の幸せを常に願ってはいるが、控えめで優しい性…
・抜群の剣術を持つが優しい性格が仇になって浪人生活を続ける伊兵衛、川止めとなった宿場でその地の藩主の目に留まり奉公の道が開けるが…
・“刀は人を斬るものじゃない、馬鹿な自分を、いや自分の馬鹿な心を斬…
第24回日本アカデミー賞 最優秀作品賞
この映画の脚本を書いている間に巨匠・黒澤明がなくなった遺作
最初から最後までほのぼの映画
若いころの宮崎美子は無茶苦茶めんこいなぁ~(笑)
寺尾聡と純君はあ…
黒澤明の脚本の遺作(2つのうちの1つ)らしい。しかし、本作の内容構成と、主張は極めてシンプルだ。その主張ひとことを言わせたいがために、すべてがあったんだなと、分かりすぎて恥ずかしい。これは脚本の問題…
>>続きを読む黒澤明監督が亡くなる前に書いた脚本を小泉堯史監督が映画化した時代劇。剣技に長けた武士を主人公としているのにアクションはほぼなく、代わりにほのぼのとした空気感と心温まる作風で魅せる。
寺尾聰演じる主…
主人公である伊兵衛と妻は旅の途中長雨に降られ川を越えれず安宿で滞在しているのだが…
主人公の寺尾聰さんと妻の宮崎美子さんが醸し出す空気やゆったりとしたセリフなどが印象的。
主人公である二人や…
★雨で川が氾濫し、足止めされた皆さん。のんびりしていて気のいいお侍の流浪の旅が今度こそ終わりそうに見えて、終わらない。
◯「こんな気持ちのいい日が一年に一度でいいからあればなあ」
◯女郎の人のこ…
なんだろう、この歳になって改めて観てみると分かりみしかなかった‥
腕は立つけど優しすぎてなかなか人間関係が上手く行かない、でもそれがその人の良いところってことを認めて一緒にいる強さと冷静さ、穏やかさ…