短文感想 70点
記憶がどんどん曖昧になっていく、いわゆる認知症になりかけてきた主人公の話。認知症を抱える人が身内にいる人からすると、共感することばかりではないでしょうか。次第に思い出を失っていくそ…
すでに説明されている通り、認知症の父親が見る世界を追体験する作品。
ストーリーらしきストーリーはなく、物語が進んでいくほどに誰の言葉も置かれている状況も、自分自身すらも信じられなくなっていく。アンソ…
室内劇と見せかけて時空間をガンガン撹乱していく試みが面白い。今ここをとうに見失った父親が、そうとは気づかず腕時計だけをずっと探している残酷さ。「信頼できない語り手」としての認知症。『さよならを教えて…
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