観た後にどっと疲れた映画。
私も認知症の家族がいたが、その時にしてあげられなかったこと、邪険にしたこと、罪悪感が一気に思い出されて辛い映画だった。
家長としてのプライドもなくなり、子供のように泣きじ…
このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
ゾッとしました。
①印象に残ったところ
・それぞれの立場
お父さん、アン、ポール。
各立場に胃が痛くなりました。
それぞれに「私も同じようになるかもしれない…
認知症の主人公を通して見る人生の悲哀。
有名舞台の映画化。演技力に定評のあるベテラン俳優にとっては役者冥利に尽きる作品。
もはや今の高齢化社会において認知症とは人生における一種の通過儀礼とも言え…
進行性の記憶障害・混乱・時間/場所の認識の欠如などが典型的なアルツハイマー型認知症を、認知症本人の視点から描かれていて衝撃的。人が入れ替わったり時系列が飛んだり遡ったりループしたり場所が突然変わった…
>>続きを読むこんなにつらくて悲しい映画があるだろうか。
いつか自分の親を同じように施設に入れる日が来るかもしれない。
いつか自分が同じように施設に入るかもしれない。
元気なままで死ねたらいいけど、そんな保証は…
ヒューマンドラマかななんて思って見たら、全く違ってなんとも残酷で恐ろしくもなる作品だった。
私は曽祖母、祖父母がガッツリ認知症だったため、ある程度知っているつもりだ。こっち側からのことは。
でもこ…
心の柔らかい部分を突き刺してきて、途中から涙がぽろぽろ出てきて止まらない。実際に認知症の家族を看取ったことがあるからこそ、重なって辛かった。
何が正しくて、何が間違っているのか、輪郭があやふやで掴め…
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