今年の日本映画は収穫が多すぎると思うが、そのなかでも、飛び抜けた一作だと思う。直前に見た「由宇子の天秤」とこれが、とりあえず今年の自分の中で№1を争う日本映画になった。どちらもヒリヒリするような人…
>>続きを読む最高の映画だった。
まず、登場人物全てに闇があるのが素晴らしい。まるで是枝監督の演出のような素晴らしい明暗、人間はこうであると定義されたかのような、全ての登場人物がダークとライトの2面性を持っている…
メディアが情報を誇張したり密造して流すシーンやネット掲示板のようなものが流れるシーンは現在の風刺的な要素もあるのかなと感じました。ほんとに一番悪い人はいなくて皆関与してないわけでもないのが辛かった。…
>>続きを読む序盤から衝撃的で、ずっと重苦しい。高圧的で理解の無い父親、親の跡を継ぐもやる気のないスーパーの店長、偽善者のおばさん、無責任なマスコミ、事なかれ主義の学校と、不快なものがたくさん出てくる。多少救いは…
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