轟夕起子のコメディエンヌっぷりが楽しめる。長門裕之と吉行和子を自宅の2階に住まわせるかという話の後に葉山良二と中原早苗がケーブルカーで山を登るカットに繋がったり、葉山の口車に乗せられたらいけないぞ!…
>>続きを読む家庭内も商売も一人で仕切る轟夕起子が、次男や長女の結婚が思うように行かず孤立して行くものの、やっぱり頑張るというお話。旧来の価値観が変わって行く中で、自分の立場をどうアジャストして行くかという時代を…
>>続きを読む商売から家のことまで一切を取り仕切って来た自負があるからこそ一族に嫁いで来た嫁に対しての当たりが強くなる、が、時代はもうそんなしきたりを良しともせず、やってられるかいなとあれよあれよと関係性がグズグ…
>>続きを読むおうちで中平康特集。名画座へ通うきっかけになった映画のひとつで何度見ても好き。
タイトルバックの長い往来の固定ショットから轟夕起子と大坂志郎とのやりとりではしつこいくらいの切り返し、すごい「ヤッタル…
才女なのかどうかは疑問だが、轟夕起子みたいなおばちゃんは、ホンマに関西には多い。京都ならなおさらか。
60年前の四条大橋、南座周辺が映るのが注目。市電がまだ走ってた頃だ。
法事のシーンでよよと泣き…
何と愛すべき女優、轟夕起子よ。役柄的には「かかあ天下」で、ビジュアル的には「ふくよかオババ」なんだけどね。「若い頃はさぞかし美人だったんだろうな」とか「品の良さがにじみ出る」とか、そういうオーラがス…
>>続きを読む轟夕起子主演、こんなに堪能できるとは思わなんだ。橋を渡る人々の中から徐々に遊離して現れる夕起子。五月蝿くて人が散っていく家。大坂志郎は京都市内にあるイノダコーヒーに逃避。シベリア抑留帰りの葉山良二が…
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