センチメンタルな内容を想定していたら、全くそうではなく。だけど、この映画が表現したいリアリティには大いに共感できる。佳作。
冒頭に取り返しのつかない悲劇があるとはいえ、物語全体はカラッとした陽性。…
淡々と簡素な画面で時間は過ぎてゆく。
大袈裟な演技も演出も無いけど、確実に時間が人を変え、人生を変え、のしかかってゆく事をサラッと描く。
神代譲りの動きが感情を作り出していく。
小さな奇跡が起きる水…
大切な者を失った、心の傷は何年たっても癒える事はない…
19995年、神戸。
神戸に暮らす伊智子と太助は一人娘れいこと幸せに暮らしていた。
ある日、3人で水族館に行き、欲しがったイルカのぬいぐるみを…
上の世代の監督やプロデューサー、そしてカメラマンをはじめとする技術者には、若い世代に圧倒的な差を見せつけてほしい。
なのにやっているのは内輪での褒め合いやシネフィルおじさん同士の乳繰り合い…。
80…
数年前まで毎日聴いていた番組にメッセージを送っていたあるひとのラジオネームを、聴く番組を変えた今でも覚えている。もしかしたら一生覚えているかもしれない。よく聞く男の子の名前が、もうこの世にいない人の…
>>続きを読む阪神淡路大震災で娘のれいこを亡くした離婚した夫婦の後日談。
見慣れた神戸の街並みが良かったけど、ストーリー的には結局何を伝えたかったのか掴めないまま終わってしまった感じ。
盲目になってしまった女性が…
うーん...そりゃあいちこのせいでれいこが亡くなったわけではないにしろ、名前を呼ぶ権利あるのかなぁって。そういうことじゃないんだろうが。なんか一歩引いて観てしまったのでそのまんま終わってしまった。
…
震災で幼い娘を失う夫婦。お父さんの悲しみとお母さんの苦しみ。
母親が他の男性と会っていた夜、父親と娘が外に出て娘がお母ちゃんって呼んでるシーンが印象に残っている。
父親は小説を書いているらしいけ…
最初から最後まで阪神淡路大震災じゃなくて東日本大震災の映画だと思ってみてた、、、「おつかれさまでーす!」って叫ぶラストショットよかったな。ドキュメンタリーシーンが必要かどうかは微妙。でもやっぱり水族…
>>続きを読む(C)国映株式会社