滑走路の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「滑走路」に投稿された感想・評価

岩男

岩男の感想・評価

4.4
やっっと観れた
(近くで公開されなかったんです!!😡)
フォロワーさんのレビューでラストシーンが素晴らしいってのをよく目にしていたけど、本当に胸がギュッと締め付けられるような、美しい翼を手に入れた2つの小さな光が、それぞれ飛び立っていくようなそんな深い余韻があった

別の次元の話のようで、上手く絡み合っていく構成は見事だった
誰だって上手く行かなくて傷付いてやり切れない思いを抱えることもあるだろうけど、それでも自分は自分の味方でありたい
ちゃんと自分の過去も背負って人生を全うしたい、何かそんな気分になった

滑走路自体は出てこないけど、この作品のタイトルが滑走路って何か凄く良い
自分の人生に向き合って立ち上がってみる
勇気を出して一歩踏み出してみる場所
中学生時代を演じた2人がとても印象に残った

水色のポスターが何だか深いな🤔
モカ

モカの感想・評価

4.9
めっちゃ好き。ぜひ歌集をよんでから、観て欲しい。牛丼屋で牛丼食べるシーンもあるよ。
19870403

19870403の感想・評価

3.5
改めて思う、なんて生きるというのは難しいんだと。
学生時代にはその時の悩みや苦しみがあり、社会に出ればまた違う不安や将来の不安がある、人は1人では生きていけない、だってこんな世の中だから。
その中で出会いと別れを繰り返す、学生時代の仲の良かった友人と大人になることなんてよくあることで、その出会いや別れの人の数だけその人に教えてもらったことが沢山ある。
そのことが未来へ飛び立つ滑走路になっている。
17

17の感想・評価

-
色々思うところがたくさんあって切り離して映画について考えられないのでスコアはつけないし、いつも以上にしっちゃかめっちゃかだし、長くなります。

遺作となった歌集を「完全映画化」はちょっと言い過ぎじゃないかなと思うし、演出過剰だよ〜と思う部分もあるのにめちゃくちゃ泣いちゃったなあ。寄川歌太くんとSano ibukiさんの歌が良かったです。

わたしが経験したのは「いじめ」というよりはちょっともめた位のものなので、重ねて考えるのは違うかもしれないけれど、こういう精神的苦痛や疲労に、時効は無いと思っていて。ある日突然崩れる。何がスイッチだったのかわからないけど突然足に力が入らなくなる。後になればなるほど、立ち上がり方がわからなくなる。

無傷では生きていけないのかもしれない。
でも傷付かずにすむならその方が良いし、万が一傷付いたならば、助けになる誰かや何かがあることを心から願わずにはいられない。

わたしは音楽や物語に救われてなんとか生きてきたけれど、まだ足場はぐらぐらのままで。
一生このままなのか、誰かに助けてもらうだけじゃなくて、自分で自分を助けられる何かを見つけないとだめなのでは?と思った時に出会ったものが短歌でした。現状誰の何にもなっていない、わたしによるわたしのためだけの短歌です。
これでいいのか?と悩んだ時には、この歌集を手に取ります。

萩原さんにとって短歌は「空を飛ぶための翼」だったかもしれないけれど、萩原さんの短歌は「誰かが空を飛ぶための翼」でもあると思う。
必要としている人に届いてほしいと思います。
みぽち

みぽちの感想・評価

3.5
事前知識皆無でレンタルしたので、こんなにしんどい作品とは思わず…🥵観る人によってはラストを前向きな方にも捉えると思うが、自分はひたすら辛かった。男同士の虐めって下手したら殺人に繋がってしまいそうなレベルだから本当に怖い。というか、虐めてる男たちがだいぶ暇人すぎて呆れる😓あんなにしつこいと一周回って好きなんじゃないのか?とまで思ってきてしまうほど。最初は群像劇?と思ってしまう並行したストーリーが、だんだん繋がっていく構成は良かった。そして、正義感ある虐めの被害者役を演じた寄川歌太くんの演技や表情の作り方がとても素晴らしくて釘付けになった。今後注目したい若手俳優😇👏
 32歳で自死した歌人、萩原慎一郎の歌集を元に映画化した作品だが、なんかエピソードがチグハグでうまく繋がってないように感じる。

 最初、鷹野は非正規雇用が原因で自死した人の調査をしていたのに、幼なじみである学級委員長の死因が「学生時代のいじめ」に集約され、非正規雇用の問題はどっかに行ってしまう。
 その割には、いじめの描写は紋切り型。『ヒメアノ~ル』ぐらいやらなきゃ。

 委員長と翠の関係性も最初から変化や起伏が皆無。
 初っ端からプールに投げ込まれた委員長の鞄を拾ってくれるし、いじめっ子に脅されて翠の絵を切り刻んでも理解してくれるし。

 委員長がラストに翠に投げかける言葉も、それが未来の翠のパートにどう影響を与えてるか分からない。

 委員長が冷蔵庫からビール取るフリして涙を堪える演出は良かった。
hiropon

hiroponの感想・評価

4.0

〝 滑走路 ″ は 人と大空という〝 夢 ″
を繋ぐ 栞のようなものーー。

………… と思いました 🥺

2020年 萩原慎一郎のベストセラー 📚
『歌集 滑走路』を原作として映画化 …… 🎞

今回の遺作となった唯一の歌集は …… 平成の
時代に個人歌集として異例の ベストセラーと
なり…… 多くの反響を呼んだ ‼︎ …… 👩🏼‍💻💦

2017年5月に『歌集 滑走路』を完成させたものの …… 長期間いじめを受けてきたことに起因する精神的な不調が続いており 2017年6月8日に自死 …… 出版される6ヶ月前でありました …… 🙏🏻(享年32歳)

映画を観て …… 一人一人が持つ〝 滑走路 ″ の意味を そして「未来」「 夢」を想像しながら 著者 萩原慎一郎 の無念が …… 私の中に熱いものを感じさせられた 本当に素晴らしい作品でありました …… 😭😭😭🙏🏻

作品内の〝 いじめ ″ は作者と重なる …… そしてその勇気ある行動は 弱い自分が 本当は強くありたい自分の思いを 投影したかったか …… ⁉️

〝 滑走路 ″ とは 〝 HOME ″ のように 人生に疲れ ぼろぼろ
になっても …… いつでも誰もが 戻れる 場所でもあると思い
ます …… 🥺💦💕


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
ダラダラと陰気でかといって 驚きや衝撃もなく1時間で断念…
耐えられなかった
バニラ

バニラの感想・評価

3.5
32歳で自ら命を絶った荻原慎一郎の歌集「滑走路」がモデル、実に厳しい。
三通りの物語が時代を交差して繋がっていく、最初はわかりにくい難解な構成となり、考えながら見てました。
水川あさみ、浅香航太、寄川歌太それぞれの熱い想いが痛かった。
イジメの描写は気絶するまで首締めたり、殴りあいをさせたり陰湿でキツいなあ。
友人の自殺に思いつくものがあれば、一生引きずるだろう、わかってくる後半はいたたまれない気持ちになってた。
何も傷つかずに生きるのは無理だからと、このラストでなぜ自殺なのだろう。
「滑走路」で翼を手にしたのか。
震度4の揺れ、衝撃は震度7くらいあった。
作品として感性に訴える何かがあったと思う。
高得点。
とても考えさせられる映画です。

序盤から心苦しい描写が多く、中盤からはイジメられていた学級委員長の彼に希望はないものか常に探していた。ラストシーン、キラキラした青春映画とまでは行かないが、甘酸っぱい胸が苦しくなるような展開で心地よい。しかし、その後の彼を知っているストーリー上では、現実を突きつけられた気もして複雑になってしまう。

このような時代、イジメだけが原因ではなく、様々なトラウマを抱えて生きている人がいる。

「泣くだけ泣いたら晴れるよきっと」
彼は母親や彼女や誰かの胸で泣けなかったのだろうか。

過ぎ去っていく時間も、彼にとって乗り越えていく薬にはならなかったのか。想像してもその答えは埋まらない。

しかし、あのラストシーンのような出来事を希望に人は羽ばたいていけるのだとも思う。


この映画で気になった、寄川歌太さんの活躍にこれから注目していきたいと思います。
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