華子と美紀の対比関係がすごく緻密に描かれていて良かったし、自分が思ってるよりも恵まれすぎても良くないんだということ。
簡単な内容は、都会に生まれ、箱入り娘として育てられた20代後半の華子。「結婚=…
静かでしなやかなシスターフッド作品。誰のことも責めずに、生き苦しいフレームから一歩飛び出して自分の人生を生きる。テーマも素晴らしいし、華子と美紀主人公二人と東京と富山のコントラスト、乗り物、東京タワ…
>>続きを読む見れば見るほど魅力的に見えてくる門脇麦さん。
自分の普通が相手の普通とは限らないし、自分の異常が相手にとって普通ということもあるかもしれない。
あの子は貴族というタイトルに様々な含みを持たせた意味な…
東京は分断されていて、貴族という生命体(私にとってはエイリアンです)が松濤に住んでいる、らしい。ウケる。
一方で、普通の住宅地で不器用に頑張って育つ人もおりまして、クソつまらんコンプレックス持つ側か…
家庭の階級も、住んでいる地域も、夢や目標も正反対な2人の女性が、とあるきっかけで交流を持ち、その後の人生に影響を与えていく様が面白い作品。裕福な家庭で何不自由ない人生を送ってきた華子が、タクシーでは…
>>続きを読む©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会