人間関係のむずかしさとか人間のもろさみたいなものがよく描かれていたと思う。自分の信じることに反していても、周りの人からの影響でそれが正当化されてしまう。一度始めてしまったことをやめることの難しさも……
>>続きを読む訪問診療のかたわら、いとこに強いられる形で中毒者に違法な処方箋を書き続ける事に苦悩するパリの内科医が主人公。一方、妻に隠れて愛人との関係もあり。
違法を続けるべきかやめるべきか、本妻か愛人か、2つ…
【STORY】
何事も拒めずのらりくらりと夜を生きている中年の医者。しかし徐々に、その場凌ぎに身を任せてきたツケが回ってきていた。
【感想】
一度関わったら引き返せない、ドラッグの闇が浮き彫…
貧困者、麻薬中毒患者にも親身なパリの“赤ひげ”訪問診療医の人情モノ...
にはならず優しくもお人好しで優柔不断が故、女性問題やいとこの怪しい薬ビジネスに巻き込まれていくサスペンス。
強さと弱さ入り混…
[サフディ的パリの一夜] 80点
カンヌ・レーベル選出作品。前作『アナーキスト 愛と革命の時代』はアデル・エグザルコプロスやタハール・ラヒムといったキャストのおかげもあってか日本公開されており、な…
夜間診療医のヴァンサン・マケーニュが人の好さに付け込まれて、麻薬鎮痛薬に纏わる怪しいビジネスに引きずり込まれてゆく――長い長い一夜の転落劇から、観る側に人生訓を感じ取らせるような映画。
中盤で車内…
煩悶のヴァンサン・マケーニュ、新境地を切り拓く。社会的弱者の守護天使として夜の街を彷徨し、車でかっ飛ばし、時に拳を振り下ろす運動性・身体性がモノトーンの衣装と相まって際立つファンムービー。全方位にケ…
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