墨絵調の描写によりレイモンド・カーヴァー短篇「シェフの家」を翻案、1%差で破れた’95年ケベック州独立運動を盛り込む風変わりなアニメ作品。
アル中の自身、家族関係、ケベックと折り重なる再定義の契機…
ほぼ1ヶ月ぶりの試写会は『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』特別試写会。
まず「絵」の独創性に驚く!
見たことのない、自由で独創的なアニメーションに引き込まれる不思議な感覚。こういうのは「大好きだ」!
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枚数にしてわずか10ページ程度の原作短編を、よくもまぁ膨らませたなぁというのが第一の感想。原作は、元妻とよりを戻そうとするアル中な男の未練と挫折に終始しているが、アニメ化した本作は、カナダ・ケベック…
>>続きを読む©L'unité centrale