春日太一の「あかんやつら」によると、討ち入りでの、サニー千葉と渡瀬の一騎打ちに、深作監督が入れ込んで、錦之介は不満だったらしい。
あのシーンでは、渡瀬は赤穂浪士を何人か斬ってる。史実だと、浪士側に死…
2025年2月20日
映画 #赤穂城断絶 (1978年)鑑賞
当初は #吉良上野介 を #萬屋錦之介、#大石内蔵助 を #金子信雄 と逆の配役を計画していたが、錦之介にとって大石役はこれまで #片…
赤穂浪士の話自体は好きではないが、迫力ある殺陣と、尺が長い分討ち入りまでのタメが終盤の盛り上がりにつながっていて良かった。ただ浅野内匠頭のシーンが少なすぎて、映画の情報だけでは慕われる理由が分からな…
>>続きを読む1978年から始まった東映大型時代劇映画シリーズ『柳生一族の陰謀』本作の『赤穂城断絶』『真田幸村の謀略』『徳川一族の崩壊』の中では本作が最も史実に忠実で改変、改悪してません。
勿論『徳川一族の崩壊…
昭和を代表する名匠深作欣二と銀幕を
飾った大スターの“ 夢のタッグマッチ ”
と謳われていますが… 実際の二人は
前作「柳生一族の陰謀」の撮影時に残した
遺恨を引きずったままギクシャクした
関係であ…
“ドキュメンタリータッチ”と表現されがちな深作の多動的な、しかし実際多動的と見せかけてアクションとカッティングの兼ね合いがきちんとしている深作のアクション演出(とそれにおいて最大限に発揮されている千…
>>続きを読む〖1970年代映画:時代劇:東映〗
1978年製作で、数多くの小説や演劇、映画など多くのジャンルで名作を生んできた『忠臣蔵』の25回目の映画化の時代劇映画らしい⁉️
見易くて、途中飽きることなく観れ…
日本人なら誰もが知る超有名な物語だから、「どこに」、「誰に」焦点を当てるかが演出家の腕の見せ所。
本作では次第に脱落、堕落してゆく浪士に焦点を当てたところに、深作欣二らしさ、を感じた。
映像面では…