始まった瞬間から、これは好きなやつだと確信。冬の凍てつく青みがかった木々、農場。1856年の元旦から語られる、粛々と生活を営む日々。まるで写実的な絵画を見ているかのよう。決して不幸だけでは無かったが…
>>続きを読むブロークバックマウンテン×燃ゆる女の肖像なジャケから想像する通りのストーリー。ノリは全く違うがドラマDickinsonとも時代はかぶる。映像も二人の演技もとても美しく、見入るとともに居た堪れなくなる…
>>続きを読む1850年代のアメリカ北東部のフロンティアでの女性同士の愛を描いた作品。
時代と土地が影響してかなり抑圧された雰囲気が漂い、アビゲイルとタリーの生きにくさがとても感じられる。もちろんキャサリン・ウォ…
先日見て、良すぎて放心状態だった…。
細かい描写が心を揺さぶる演出。
タリーの視線が終始熱いのも見応えがある。
平たくいうと妻同士の不倫の話なんだけど、この映画はその是非を問うのは愚問と思う。
女…
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19世紀。
アビゲイルはタリーととても自然に恋に落ちる。本当の愛。
害悪な夫二人。皿は冷たいままかとか。
タリーの夫はもっと酷い。
強引に引っ越しをしなければタリーはジフテリアにならずに済んだ。
…
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年始の雪の降る日に観たら、この作品も年始からストーリーが始まっていて雪のシーンが多かったので気分的にちょうど合っていた映画だった。
19世紀アメリカが舞台の、女性同士のささやかな恋愛映画。
作中…
映画の清廉さに引き込まれた。19世紀アメリカの辺境で惹かれ合う女達。囁くようなモノローグのキャサリン・ウォーターストンは恐らくキャリアベストでは。夫役ケイシー・アフレックもいつもの静かな芝居で男の弱…
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初めて口づけを交わしタリーが去ったあと、アビゲイルが独り静かに涙を流し、モノローグで「驚きと歓喜(astonishment and joy)」を数度繰り返しながら天を仰ぐ。劇伴として鳴り響く管弦の美…
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