長回しで引き出されるサリー・フォレストとキーフ・ブラッセルとの、あるいは院長室での芝居、「同軸寄り引きによって引き出されるフォレストとレオ・ペンとの芝居」(濱口竜介)
ルピノの映画では、手前と奥で…
『ルピノとは孤独という事が何かを知っている。孤独とは最も愚かに見える行為を合理化してしまう。正当化するわけではなく、あくまで当人にとっては合理的な行動、側からはものすごく愚かに見える。それは孤独が原…
>>続きを読む同軸寄り引き
逃げ回って傷ついて、もう立てないとなった時にようやく寄り添われるラスト。
決断を宙吊りにするルピノ。
今月たくさん見られて良かった、特集に感謝。
初めて生の濱口竜介を見た。淡々と…
美貌と若さだけ持つ女性が
才能あるクズ男性に恋して身を滅ぼしていく構造は普遍というか、古い時代こそだった
制作の背景を聞いて少し納得したけど
ニヤニヤ嬉々として話せるよは
君たちが女性ではないから…
感情を持っていかれる、自分の過去を思い出して悪い想像で心が曇った。
ラスト、陸橋の上でかき抱き合う男女、カールした髪が風に煽られ、寒々しい。THE END. 直前の顔のアップも痛々しい。
直前の…
見る順番が年代と逆になってしまったが、暴行がフレームの外を目指す女の映画だとしたら、こちらはフレームに留まることを選ぶ女の映画である。
冒頭の坂道を登ってくるのも圧巻だが、何よりも最後の追っかけで振…