望まれざる者の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『望まれざる者』に投稿された感想・評価

-



【フィルム・ノワール、勝手にベスト50】
ヒッチハイカー。(アイダ・ルピノ)

長回しで引き出されるサリー・フォレストとキーフ・ブラッセルとの、あるいは院長室での芝居、「同軸寄り引きによって引き出されるフォレストとレオ・ペンとの芝居」(濱口竜介)

ルピノの映画では、手前と奥で…

>>続きを読む
ENDO
4.2

『ルピノとは孤独という事が何かを知っている。孤独とは最も愚かに見える行為を合理化してしまう。正当化するわけではなく、あくまで当人にとっては合理的な行動、側からはものすごく愚かに見える。それは孤独が原…

>>続きを読む

同軸寄り引き

逃げ回って傷ついて、もう立てないとなった時にようやく寄り添われるラスト。

決断を宙吊りにするルピノ。
今月たくさん見られて良かった、特集に感謝。

初めて生の濱口竜介を見た。淡々と…

>>続きを読む

美貌と若さだけ持つ女性が
才能あるクズ男性に恋して身を滅ぼしていく構造は普遍というか、古い時代こそだった
制作の背景を聞いて少し納得したけど

ニヤニヤ嬉々として話せるよは
君たちが女性ではないから…

>>続きを読む
-
梅本健司さんと濱口竜介監督のトークがめちゃくちゃ面白かった。もうこの映画沼から抜け出せない。
良かった。
陰影が凄い。ピアノを弾く姿を見ている時にヒロインの目元にかかる影!

最後めっちゃくちゃ本格派な追いかけっこアクション始まってビビる。どえらいテンション感の取り入れ方。
孤独とは何かを知っている
当人からすると合理的な言動だが、周りから見ると愚か
社会から自分が無価値だと思わされる not wanted
それを脱するためには誰かに出会うこと、それに気付くことが必要
jumbo
-

感情を持っていかれる、自分の過去を思い出して悪い想像で心が曇った。

ラスト、陸橋の上でかき抱き合う男女、カールした髪が風に煽られ、寒々しい。THE END. 直前の顔のアップも痛々しい。

直前の…

>>続きを読む

見る順番が年代と逆になってしまったが、暴行がフレームの外を目指す女の映画だとしたら、こちらはフレームに留まることを選ぶ女の映画である。
冒頭の坂道を登ってくるのも圧巻だが、何よりも最後の追っかけで振…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事