母親と彼氏を浜辺に立たせた美少女が、一歩も動くな、そこはゴールだ、と謎の強固な確信によってよろよろ歩いて行き絶命するクライマックスは、泣ける感動ポルノを作ろうという志だけでは絶対に到達しえない異常性…
>>続きを読むアニメ版にあまりのめり込めなかったので、こっちは少し見やすいかも‥と最初は思った。
けど劇画調の一枚絵がちょくちょく差し込まれたり、
太陽のギラギラとか、彩度高めの色調とか、スクリーン加工の画面で…
すぐ思いつくとこで『雪の夜ばなし、恋姫』と『しずむ女』の取り合わせに思えるけども。うーむ。技法の継ぎ接ぎで作ってる印象は払拭されず。
まあでも今で言えば山元隼一とか、形式の再利用に留まってる人とかよ…
出崎統監督
つながりで拝見。
(「あしたのジョー」など)
相変わらず、
止め絵、入射光など、
演出は好き。
(ノスタルジーとの
親和性とは別の話として)
ただ、やっぱり
絵が好みじゃなかっ…
あまりにも非難されているが葬られていいような作品ではない。
keyが作った『AIR』の空気感は見事に霧消している。観鈴が両手を広げて一心に風を受けている。『夏影』が流れ、時が一気に遅くなる。ノスタ…
トリッキーな演出、ヒドい作画、難病ラブストーリーのアンバランスさが凄まじい。怪作と言えば聞こえはいいが、あまり面白いものではない。
深夜アニメの盛り上がりを劇場用アニメがまだ取り込めてなかった時期の…