全ての登場人物が、時空を超えて全力で生きている。生命賛歌な「もうゴールしてもいいよね」に『おにいさまへ…』のサン・ジュストを重ねてしまう。悲劇的な展開に思えても、そこには精いっぱい生きぬくことの素晴…
>>続きを読むこれ、出崎統監督の過去作『ブラックジャックOVA、しずむ女』のセルフリメイクだと思ってます。比較すると色々共通して面白いですよ。
(海辺の田舎町が舞台、
ヨソ者の主人公と地元の少女の不思議な出会い、…
見るたびに発見しかない。三週した。出崎統はコメンタリーで「鳥視点だかあれはよくわかんねーけど」とあっさり言い放つ。でもこの今見ている画面が、フィルムなのか雨で覆われた画面なのかを常に混在させようとす…
>>続きを読む直線的な語りとは対照的に、ジャンプカットや整合性のないシーン、偽パース、ハーモニーなどの表現主義的映像が提示される。
語りと映像の狭間に取り残されることで、むしろ物語内容が把握されやすい。
もちろん…
時計が一切出てこない。神社の階段で同級生達とすれ違うシーンで各人の時間の流れ方は全く違うんだって主張するようなスロー。長回しして誰にも共通に時間は流れているんだっていう上から目線のクソリアリズムから…
>>続きを読むテレビアニメ版のAIRより圧倒的にわかりやすい。テレビアニメ版はどう考えてもKeyの麻枝的な雰囲気(批判してるわけじゃない)だけで作りました感が否めなかった(これは完全に批判)ので、この映画でAIR…
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