絵本作家であるジュディス・カーの自伝的作品『ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ』をもとにした映画。
家族とともにベルリンで幸せに暮らしている9才のアンナ。
ユダヤ人で演劇評論家でもあるアンナの父はメ…
アンナ役の子役がチャーミングで観ていて随分救われた。
何にも悪いことしてないのに逃げ続けなければいけないなんて、悔しくて腹が立ってしょうがなかっただろうけど、ギリギリでもユーモアを忘れない精神が大事…
捕まらずに亡命生活をおくるのも、それはそれで恐怖と差別、飢えや貧しさと戦わなければならない。
地域に慣れて友達もできたと思ったら、その地を離れてまた逃げなければならないのは、小学生くらいの年齢の子に…
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差別よりも家族に焦点が当てられてて、本当に素敵な映画だった…登場人物がみんな魅力的すぎるって…。
迫害されるユダヤ人とか反ナチ派を題材にした映画って、暗くて然るべきみたいな空気あるのに、この映画は…
このレビューはネタバレを含みます
ハッピーエンドで良かった。
最後までフィクションなのかなと思っていたが自伝的小説を映像化したものだと聞いて原作も読みたくなった。
新しい地に移り住むたびお父さんとお母さんがこどもから離れていくので…
残酷なシーンは出てこないけど、それでも感じる恐ろしさと、住む土地を転々とする不安。そんな時代にも存在する、子どもたちの無邪気な声と爽やかな景色。
オリヴァーさん、ほんとに良い役を演じてくれたなぁ……
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