絵画や他人の夢の中を観ているようで、強く引き込まれる作品でした。
天井に吊られた人形を刺す剣士の映像から始まり、牛乳瓶を運び続ける女、書庫で本を探し続ける男たち……と何を意味するのかわからない反復運…
フェルメールのような光と影、
ヤンシュヴァンクマイエルのような動き、
マヤデレンのようなレイヤー、
ピーターグリーナウェイのようなループ、
未体験の構図の数々...。
音楽も素晴らしかった。
(覚悟…
【2021年劇場鑑賞①④】
ずっとMVを観ているような
終始息が詰まるようで
ふわふわと高揚感のある
不思議な体験をした気分です。
不安を煽るような音楽と
光と闇の独特な雰囲気で
蒸し暑い日に…
カンヌ国際映画祭で絶賛された実験映画。
アンダルシアの犬、午後の網目、クエイ兄弟、ケネスアンガーを彷彿とさせるような作品でした。デヴィッドリンチが今作を見たら死ぬまで今作のことを考えてるんじゃない…
ひたすらイケてる画が1時間流れ続けるだけの映像作品
イマジネーションが皆無な自分でも創作意欲が刺激される感覚が新鮮だった
もし自分が写真家だったら強力ストロボライトを買いたいし、DJだったら風呂のシ…
鑑賞を始めて3分くらいでこの映画は一般的な映画の文法で作られていないとわかる。不気味な(まれに明るいこともある)音楽が鳴り響くなかで、同じ場面が繰り返し繰り返し描かれる。そしてこの映画は、そういった…
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