いつかの君にもわかることの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

【みゅーのレビュー】

2023/3/11

シングルファーザー、ということしか知らずに鑑賞。
なぜ新しい親を探すのか知らなかったので、それが分かった時からただひたすら切なかった。


何が最良の選…

• #CINEPARA_Myu

ウベルト・パゾリーニ監督・脚本、ジェームズ・ノートン主演のイタリア・ルーマニア・イギリス合作のヒューマンドラマ映画。キノフィルムズ配給。

窓拭き清掃員として働きながら、4歳の息子を男手ひとつで育て…

死期の近いシングルファザーが幼稚園の男の子の里親を探す話し。窓拭き清掃員で何も持っていないが沢山の愛情を息子に注いでいる。そんな、物静かな男が里親達と会う事で淡々と話しは進んでいく。
全編物悲しい。…

実話をもとに着想を得た作品。
セリフが多いわけでもなく、話に大きな起伏がある訳でもないけど、心に残る素敵な映画。
やっぱこどもって察しがいいんだな…

特に思い出箱に手紙などを詰めるジョンの姿には涙…

静かにゆっくりと進んでいくけれど、心にずっしりと残った。
このゆっくりさが、ジョンの残された時間の少なさとは相反してるのに、ところどころで終わりをチラつかせてくる。

終盤のジョンが一人で思いに耽り…

あらすじだけで泣けるやつ。
でも本編はそこまで大きな山は無く、
号泣シーン的なのはなかったかな。
「パパももうすぐ体だけ残る」のシーンは流石にきたけど。

確かにシングルの人が一番、マイケルを愛して…