東京国際映画祭にて。
イギリスの現代版『自転車泥棒』といったところか。ただ置き換わっただけではなく、移民問題、どんな環境下でも働き続けないと生きていくことが出来ない現実の辛さを直球に投げてきた。
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東京国際映画祭にて鑑賞。
TOKYOプレミア2020より、イギリス映画の『バイク泥棒』!
デリバリー業で生計を立てるルーマニアからロンドンに渡った移民の一家。ある日、生活の命綱であるバイクが盗まれ…
東京国際映画祭
『バイク泥棒』
イギリス
1948年のイタリア映画、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の名作『自転車泥棒』というのがあるが、こちらは『バイク泥棒』。
お話は同様に、仕事の大切な道具、生活…
ルーマニア移民の若い父親が、商売ダネのバイクを盗まれ苦境へ陥る。保険なし社会保障なしで働くリスクが一気に噴出、家族友人関係へ無慈悲に影響しゆく。
デ・シーカ『自転車泥棒』から70年たって同種のキツ…
あらすじ読む限り不幸で苦しい話なのだろうとかなり身構えて観に行ったし、いつモノが盗まれるのやらと観てる間中ずっと力が入ってしまってたんだけど…
ロンドンの労働者階級の苦しさというと思い浮かぶケンロ…
アレック・セカレアヌ目当てで。GOCの彼とは違った良い父性を演じられていて良かった。父の匂いを思い出す。家族構成もいいアクセントになっている。ストーリーはコンパクトだが無駄なくまとまっていて良かった…
>>続きを読むロンドンで暮らすルーマニア移民の男は、デリバリー業で家族を支えていたが、商売道具のバイクが盗まれてしまう。ヒューマンドラマ作。生活の要で命綱であるバイクを盗まれる前、そして後の展開の変わりようは印象…
>>続きを読む東京国際映画祭、TOKYOプレミア2020部門にて。
ケン・ローチ監督の「家族を想うとき」を思い出すような、働くということの過酷さを思い知らされる作品でした。
79分にコンパクトにまとまっているので…