分断の歴史 朝鮮半島100年の記憶の作品情報・感想・評価・動画配信

「分断の歴史 朝鮮半島100年の記憶」に投稿された感想・評価

アマプラ100円レンタルにて、またまたギリギリ鑑賞。

他国に翻弄される歴史をまとめた興味深い一本。(2本立てでしたが。)
駆け足ですが、朝鮮半島の歴史が学べます。
又、黒川博之の「国境」が読みたくなりました。
碧

碧の感想・評価

4.5
駆け足ではあるけれど、日本統治時代から現在までの朝鮮半島の歴史が分かる、教科書みたいな映画。
教科書=正解という意味ではないけれど、そんなに変な描写もないと思う。
参考書代わりにDVDを買おうかと思うくらい。

監督はフランス人だけど、ナレーションは英語なのも、少し助かる。

あ…でも、韓国、北朝鮮、アメリカ、ロシアの人のコメントはあって、中国の人も少しあるけど、日本人のコメントが全くないのだった。それはフェアではないな。
ナレーションは妥当な状況説明、各国の人はその人の見解、という感じで、過剰に日本を貶めるとかはないのだけど、関係国として名前が上がるのにスルーなのは不自然ではある。
MAAAAA

MAAAAAの感想・評価

3.5
この作品を作ったのが
北朝鮮でも韓国でも日本でもないので
見てみたかった。

全く違う視点から見る分断の歴史
色々と興味深くもっと色々と
調べてみたい気持ちになりました。
2021年169本目
まだまだ知らない事があった。
関係悪化の原因がアメリカにある事を再確認したのと、そもそもの原因は当然日本にもあるわけで。
これから、資本主義が(恐らく)後退する世界だと、より南北統一は現実味を帯びるのかな…
次の韓国大統領選。また保守党の人気が高まっているので、関係は悪化するのかな…
色々考えながら観ました。
nagipei

nagipeiの感想・評価

5.0
フランス人監督の南北朝鮮ドキュメンタリー
実際の映像と両国の重要人物のインタビューと共に時系列で淡々と描かれる
金大中の希望的予想に対して金正日の、私は統一には40~50年はかかると思うというのが印象的だったなぁ…
南北首脳会談を重ねて少しずつ温まっていたのに突然北朝鮮を悪の枢軸と言い放ったブッシュ…
関係諸国どこも統一を望んでいないかのようなこの長引く分断期間、北朝鮮に自国を閉ざす理由があることがよくわかる
他国民が無責任なのだろうけど引き裂かれた両国の統一を願う、私が生きてる間にそれをみたいと思ってしまう

U-NEXTにあったので見たけど今年の作品とは思わなかった、日本メディアでは北朝鮮は特にタブーのようになっていてこういった作品はないので貴重だしとてもよかった
両国の美人女優が邂逅した歴史的シーンも見れるかと思ったけどなかったのは無念、、
TS

TSの感想・評価

3.6
【独走する社会主義国家】76点
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監督:ピエール=オリビエ・フランソワ
製作国:フランス
ジャンル:ドキュメンタリー
収録時間:117分
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 北朝鮮のことを知れる貴重なドキュメンタリー。そもそも朝鮮半島は一つの国だったのにどうしてこうなってしまったのでしょう。やはり米ソ冷戦の影響が大きいのですが、イデオロギーの関係上、どうしても閉鎖的となり海外から孤立してしまった北朝鮮。分断の歴史であるため、韓国の事情も知れますが、やはり金一族三代を追っていくのはドキュメンタリーとして面白いところでしょう。

 僕が子どもの時はやはり二代目の金正日でして、初代の金日成はあまり印象がないのですが、彼の統治は凄まじく長く、その中で国民の意識も形成されていったのでしょう。まさに日本で言う鎖国状態であり、頑なに外部との交流を遮断するのは、金一族の独裁にヒビが入るからでしょう。それはかなり成功しており、金日成の死で国民のほとんどの人がひどく悲しみ泣き叫んだ模様。この映像も収録されていますが、はたからみると、ここまでのものなのかと思われてしまいます。

 そんな中、アメリカのトランプと握手をした金正恩の映像は世界を震撼させたことでしょう。定義上、一応韓国と北朝鮮は休戦状態なのです。半世紀前の朝鮮戦争は事実上終了していないのです。その休戦が終わり、いよいよ終戦となるのかという期待も持たれました。今後北朝鮮はどうしていのか。北朝鮮といえど、コロナには勝てまい。国際社会に台頭していかないと、国家ごと転覆してしまうのではないでしょうか。個人的には、特段不思議な国とは思いません。戦前の日本もこのような性質を持ち備えた国だったでしょうから。歴史的に考えるとこういう国が出てくることは何ら不思議ではありませんね。
Buchaiku

Buchaikuの感想・評価

5.0
愛の不時着を見てから北に興味を持った。このドキュメンタリーを見ていると、事を悪化させるきっかけは全てアメリカにあるような気がする。どんどんとジェネレーションが変わっていき、もはや統一する必要もないかもしれない。必要なのは北の鎖国解除と市場経済。国を統一するのではなく、経済を正常にして南との行き来を促進する、それくらいしかできないかもしれない。どちらもドイツのように吸収されたいなんて思ってないだろうし。北は国境を開けば大陸への入り口として栄えるかもしれない。今では文化が全く異なる2つを統一するなんて、そんな事目指すべきではないのでは?もちろん他国の私利私欲で分断されたわけだから戻るのが1番いい事だけど、これだけの年月が経ち、状況もだいぶ変わっているのだから臨機応変に考え、ありのままの現状を認識して最善の策を取るしかないよね。日本はどんな支援ができるだろうか。
mqosuy

mqosuyの感想・評価

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特に北朝鮮側のことってあんまり聞く機会がないので興味深かった ただそもそもを辿ると日本に行き着くこと 東西ドイツと違って分断の理由が自国には無くて数カ国の侵略によるものっていう事実が途中で何回も押し寄せてきてツラかった あとはもう少し実際にそこで暮らす人の声も聞きたかった フラットに作るためにそうしたのもあるのかな
日本とは違う視点から北朝鮮が描かれていて新しい考えが見つかると思います。
現在も北朝鮮と韓国とに分断されている朝鮮半島の歴史を、分断以前の時代から振り返り、片側の国に片寄ることなく、大国の思惑に翻弄されてきたその歴史を、間断なく描き抜いたフランス産のドキュメンタリー映画。

北朝鮮建国の父とされる金日成が、抗日活動家だったことから始まり、知らなかったことも多く、また2000年代に入ってからも、未だに大国の気まぐれな首領のほぼ思いつきのような態度に強く影響を受け、対抗するべく政策を打ち出す北朝鮮と、そんな北朝鮮に対して、その時々の大統領の思惑で対峙の仕方がガラリと変わる韓国という、一見流動的に見えて、実はさほど変わらない政治のせめぎ合い、緊張と緩和の構図自体を確かな取材力で丁寧に描き出し、説得力ある見せ方を備えていた力作。

一見すると、テレビのよくできたドキュメンタリーとそれほど変わらないように見えるが、観れば観るほど、知れば知るほど、その丁寧でロジカルな作りの確かさに、お金を払って見る価値がある作品だと感じた。

本作を冷静に見ると、いかに朝鮮半島の庶民たちが、大国や自国、隣国の一部の政治家にとって、その時都合のよい思惑に翻弄され、望みや願い、祈り等がいかにないがしろにされてきたのかが、まざまざと浮き彫りにされている。

自分や自国と同じように、他国や他人を思いやれれば、早晩解決できそうな問題だが、複雑化しどんどん結び目を解くことが難しくなって、もはや誰かの痛みなしにはほどけないほどの状態のようにも見える虚無。そしてそれでも消えない揺らめく小さな炎のようなかすかな希望。

そして日本も日本人も、この朝鮮半島の二国の隣で、良くも悪くもそれぞれに影響力を持ちえる立場にあることに、もっともっと自覚的であるべきだと思う。
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