土曜の夜と日曜の朝に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『土曜の夜と日曜の朝』に投稿された感想・評価

3.2
2025.077

ある種の浮気推奨映画。
この主人公は遊び心も落ち着いて世帯を…って流れかもだけど、いつかまたこれはループします。
 アーサーの平日は働いて金曜の夜にスーツに着替え、パブで飲んで冷かすという労働者階級のライフスタイルがこのすぐ後のMODSカルチャーへと繋がっていくのだなと思った。

アラン・シリトーの原作脚本をカレル・ライスが監督。製作はトニー・リチャードソン。職工の刹那的生活が引き起こすトラブル。そして自分を見つめ直す。身近にいたら困った奴っちゃのアルバート・フィニーのデビュ…

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「長距離ランナーの孤独」(1962)のトニー・リチャードソン監督がプロデュース。原作は同作と同じく同世代のアラン・シリトー(デビュー作)。フランス”ヌーベル・バーグ”と同時代のイギリス”フリー・シネ…

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オチはこれで良いのか?
反抗心を最後まで持ち続けたのはいいんだけど、この先大丈夫なのか不安なエンド

でも、1960年代、イギリスの若者たちの階級社会への怒りのバイブルになっているし、それがよく伝わ…

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Rita
3.2
昔から月曜日の前日は憂鬱なんだね。
こればかりはどうしようもないね。
菩薩
3.6

正月休みで失われし曜日感覚を取り戻そうと鑑賞したものの後二日であの労働への帰還なのかと思うとド鬱になった。話も馬鹿な男が馬鹿な事してボコられるが馬鹿は死ななきゃ治らないってだけの話なのであまり気持ち…

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3.7
そうか、"怒れる若者たち"はヌーヴェルバーグでなく詩的リアリズムだったのか、
だからたった数年後に登場したマイケル・ケインとの断絶があんなに深いんだな
3.8

「土曜の夜と日曜の朝」

〜最初に一言、怒れる世代の代表的作家アラン・シリトーの処女小説で、イギリス中部の都市ノッティンガムを舞台に労働者階級の日常を描いた小説を映画化した傑作で、チェコスロバキア生…

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1962.02/16 
昔昔の映画ノートより~
現代の労働者階級の生活の断片をリアルに描く。アルバート·フィニー好演。

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