リハーサルで集合してからの会話がやたら長いなと思っていたら、そういう作りの作品でした。アーティストとバンド、マネージャーとレコードを制作するレーベル。録音スタジオ。20世紀初頭の黒人のひとたちの会話…
>>続きを読むチャドウィック・ボーズマンの遺作。亡くなった実感が未だにない。闘病中でありながらも迫真の演技力を見せてくれ、感謝したい。ありがとう。
黒人のコミュニティーのなかでもブルースという素晴らしい文化があ…
舞台ならではのテンポのいい台詞回しと魂のこもった叫びがのめり込ませてくれる映画。
マ・レイニーの頑な人を信じない意思がほろっと解ける、歌い切った瞬間と昔からの仲間と話してる瞬間がこちらの緊張も解けて…
時代背景が1927年となっていましたが、撮影の裏側、要するにカメラがパンしたりドリーになったり美術セットがどうなってるかを感じさせない映画でした。
そこはカメラマンと映像をつなげた人の技術力もありま…
①チャドウィック・ボーズマンが凄い。過去を語っている時の気迫とそれ以外の時の陽気さのギャップに舌を巻く。
②白人に同情したくなるほどの横柄さを見せる女王気取りのマ・レイニー。でも終盤になると、それ…
マ・レイニーとレヴィーからは、強烈にわがままで頑固な性格が伺えて、第一印象はそんなに良くない。
ただ、話が進むとそう振る舞う経緯の中にどちらも人種差別を受けた過去があった。
徐々に2人に対する先…
レヴィーの溢れ出る怒りと悲しみが辛い。でも何で仲間に喧嘩売りまくるの。喋り方が怒ったデンゼルワシントンみたいで迫力がすごかったし…人種差別への抑えられない感情が痛くて深くて、お洒落な音楽に反してすご…
>>続きを読む映画好きの知人に勧められて。
久々に、90分間魅入ってしまった。
スタジオという狭い空間で、レコーディングが完了するまでのたった1日の出来事。
その舞台裏で、丹念に描かれる人種問題、アメリカの歴史…
"ブルースの母"マ・レイニーのレコーディングが行われるが、白人マネージャーとの衝突やもめ事が多発し、上手く進まない。
基本的にそれぞれが不満をぶちまける、黒人の辛い歴史を語るシーンがほとんどなので、…
オーガスト・ウィルソンの戯曲の映像化第二弾。
ロケーションはほとんどがスタジオのリハーサル・ルームとレコーディング・ルームの中ということで可能な限り”舞台”の雰囲気に寄せた作りにした作品。
要は…