ウォーターシップダウンのうさぎたちの作品情報・感想・評価

ウォーターシップダウンのうさぎたち1979年製作の映画)

WATERSHIP DOWN

製作国:

上映時間:93分

ジャンル:

3.4

「ウォーターシップダウンのうさぎたち」に投稿された感想・評価

TICTAC

TICTACの感想・評価

4.0
始まりからして既にダークだわ〜

Hrududu (笑)

イソップ童話みたい
夢野猫

夢野猫の感想・評価

4.0
原作は英国で児童文学の賞を取っているリチャード・アダムのデビュー長編作品。

危険を感じ、新しい巣を求めて旅立ったウサギ達の物語を描いたアニメ映画。

人間の姿は一切出て来ず、動物も然程擬人化されているわけでは無い。
むしろ主役となるウサギ達の動きは、正に“ウサギ”(笑)

ストーリーがしっかりしているし、展開にも無理は無い。
が、描写に結構グロい表現があるので小さい子供にはキツイかも知れない。

深読みかも知れないが、旧約聖書のモーセの出エジプト記を思わせるストーリーでした。
安住の地を求めて旅するウサギたちの冒険を描いたファンタジーアニメ。


ウサギたちが鳥さんや犬さんの力を借りながら平和に暮らせる場所を探す話と聞けば、ディズニーのようなひょうきんな物語を想像しがちだけど、全然違う!


ウサギたちを取り囲む状況は恐ろしくシビア!
とにかくやたら血が流れる。それもめっちゃ生々しい感じで。
レスラー顔負けのリアルガチファイトを繰り広げるウサギたちの描写はえげつないまでに迫真。

罠に掛かって喉からごぼごぼ血を吐くシーンなど、一体対象年齢をどこに持っていきたいのか謎の残酷描写。


巣穴を建設業者に埋め立てられて穴の奥に詰まって死んでいくウサギたちの描写なんかマジで怖すぎて、子供が見たらトラウマ必至の出来。

草むらから突然楳図かずおタッチのアライグマが出てきた時はマジでビビったし、、この映画は一体観てる人をどこに連れていきたいのかと疑問が湧く。。。


ウサギの描写自体は大変リアルで、体をピクつかせたりといった細かい仕草にこだわりを感じる。


予知夢を見るウサギのファイバー。
死を運ぶインレの黒ウサギ。
アウスラ、シルフレイ、フルドド、などウサギ独自の言語があり、ロードオブザリングばりのひとつのファンタジーな世界観が完成していて、現実的な世界の出来事でありながら大変神秘的な作風。

頼りがいの男ビグウィグ、声が色っぽいハイゼンスレイがええキャラしてる。
でも俺が一番好きなのは、ボロ雑巾のような身なりで、最終的にボロ雑巾のように殺されてしまうブラッカバー。
ずっと弱ってたくせに、「どうせ死ぬなら2、3匹道連れにしてやるぜ」と突然終盤にイキり始めるところがグッド。終身名誉ボロ雑巾。

歳を取り長老となったヘイゼルが神の許に召される終わり方が切ない。長い時の流れを感じさせる。。
あ、でもうさぎの寿命だから、実はそんなに長い時間でもない。
タク

タクの感想・評価

4.5
低学年の時に親に連れられて映画館で観た。
子供ながらに考えさせられる作品だった。

当時、私の家の近所に猟師をやってる家があって、いつも庭先にウサギが吊るされてた。

この映画を観た後に、その家族をより一層嫌いになった事などを思い出した。

でも最近、フランス料理を食べに行ってうさぎを食べた。

普通に美味しかった。

ご馳走さま。
Aki

Akiの感想・評価

2.8
子どもの頃何回か観た。
原作も読んだ。
全然ハッピーじゃないやつ。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.1
今作はイギリスの児童文学をアニメーション化したもの。動物の擬人化アニメは苦手(とりわけ肉食獣を悪役にするものが無理)なので、安易な擬人化をしない点がありがたい。もちろん擬人化モノであることは間違いないが、野生の習性をないがしろにするようなキャラクター設定はない。
彼らうさぎの世界はあくまで野生の習性に基づいていて、弱肉強食はもちろん、縄張り争いによるうさぎ同士の血みどろの闘いが徹底して描かれる。人間に駆逐されたり、罠にはまったり、うさぎたちを取り巻く環境はシビアである。そうしたリアリティのある自然や野生を描きつつ、新天地を求める勇気や、危機を乗り越える機転など、冒険譚としてエンタメに仕上げている。

後半は下巻に相当する“将軍”との闘い。これが中々面白いんだけど、彼だけは擬人化が行き過ぎて微妙なところ。インパクトのある素敵なキャラクターではあるものの…うーん…“将軍”の独裁、委員会体制による恐怖政治、密告、拷問、見せしめの制裁…一体どんな社会を擬人化しようとしたのだろうか…
まぁ結局恐怖政治はそこまで重要な意味はなくて、要はオスばかりの開拓者が、近くの集落からメスを獲得するというオチになるだけなんですが。そう考えれば単に縄張り争いというところです。

擬人化について文句を言うなら、“将軍”は許容範囲内ですが、うさぎたちの世界に神様というか伝説の英雄のような存在がいることの方がモヤっとします…歳をとって“お迎え”が来る描写もややどうかと思う。
うさぎは縄張り意識が高くて、ボスうさぎがいるのも普通だし、極めて攻撃的なので、“将軍”は実は悪くない擬人化です。

ヌルい擬人化で誤魔化すファンタジーより、うさぎの生態に即した今作はそれだけで価値がある。トラウマ製造機である事も込みでもう少し評価されてもいいと思う。
ちなみに日本語吹替もあり。オススメ。
Naoka

Naokaの感想・評価

3.2
うさちゃんがぁ!うさちゃんがぁ!
…ってなる映画。

Creepy children's animation films 10 に出て来て気になって鑑賞。うさぎが目を血走らせて死んでいく…残酷で過酷なうさちゃんライフ…。衝撃的でした。

だけど衝撃以外には何も感じ取れなかったのが残念。物足りなかった。

またうさぎを可愛い動物と思えるまで少し時間がいりそう。
子どもの頃に見てトラウマになってる一本。

ガンダムのMSの名前になってちょっと癒された。

死を告げるウサギの黒い影がとてつもなく怖い。
OASIS

OASISの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

人間が居ないユートピア、ウォーターシップダウンを求めて旅に出るウサギ達を描いたアニメーション映画。

可愛さよりもリアルさが際立つウサギ達の描写にも目を奪われるが、特筆するべきはその弱肉強食の残酷さ。
食うか食われるかのバトルはあるわ、生々しい色の血は流れるわでウサギの皮を被ったハイエナの様な作品だった。

静かな森に暮らすウサギのヘイズルは、弟のファイバーの予知により故郷に迫る危険を察知する。
長ウサギに知らせるものの相手をしてもらえず、仕方なく数匹を連れて人間が生存しない場所を目指す事に。
川を横切ったり、人間の運転する車=フルドドを避けて進んだり、仲間を鷹に連れ去られたりと常に危険と隣り合わせの道中。
仲間のピグウィグが罠にかかって死にそうになる場面は、息が出来なくて苦しむ様子や流血によって徐々に青ざめて行く過程がリアル過ぎて軽く引くレベルだった。

村が人間の手によって破壊された事を知るウサギ達。
小高い丘を見つけ、怪我をした鳥を助けた事からその力を借りる。
人間の脅威に晒され恐れ戦くウサギ達という構図だと思いきや、最終的に故郷からの脱走者と古株達というウサギ同士の戦いになって行くのはイメージしたものと違っていて残念だった。
人間に捨てられたウサギや飼いならされたウサギではなく、神様から試練を与えられ厳しい自然の中で生きるウサギの姿を描いていて「寂しいと死んでしまう」という一般的なウサギのイメージを払拭するような逞しさは感じられた。

それにしても、将軍が仲間を食い殺して行く殺戮シーンや仲間の首が地中で蠢き合うシーンの残虐さや気持ち悪さはアニメだから幾らか緩和されているものの、中々の嫌悪感をもたらす描写だった。
Nabkov

Nabkovの感想・評価

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噂で聞いていたので探してようやく鑑賞。全編通して、ディズニーには出来ないことをやってやろう、というインディペンデントの精神が宿ってはいます。ただ刺激の強い描写をすれば、良い作品になるわけではない、と言う良い例になってしまっている気がする。

このスタッフの方々はこの後、どういう作品を作ったのか気になる。ある側面においては「平成狸合戦ぽんぽこ」と方向性が一緒に見えるが、そもそもテーマが大きく違う。
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