このレビューはネタバレを含みます
まさに不条理。
母を養老院に入れたこと、死に顔を見なかったこと、葬式で泣かなかったこと、翌日に泳ぎに行ったことなど。
ちょっとした普通の人とのズレが、法廷で不利な条件となり、どんな人間かまで決めつけ…
ハンサムなムルソーだなぁ。
窓から街並みを眺めるシーンなど、想像と全くおなじ映像化だったので、特に言うことがない。「今日、ママンが死んだ」から始めないんですねくらい。もしかしたら忘れてるだけで前に観…
マルチェロのラストの表情が焼き付いた。
ノーベル賞作家アルベール・カミュのベストセラーをルキノ・ヴィスコンティが映画化。人の心理に潜む不条理の意識を巧みに描いた作品。
他作品のような格調高い貴族…
カミュの不条理小説の映画化
ヴィスコンティにマストロヤンニ
不条理がぴったりな内容なんだけど、
私にはそれを善き?方向に捉える感じはなかった。
きっとこれは小説で読むべきなんじゃないかなと思えた…
今期145作目
原作を読んだ時の衝撃は超えられない。
文学と映像のリンクの難しさを痛感した作品
特にムルソーの心理的描写が足りなかった。
ビスコンティらしさはある気もするが、、
ただ「みんな…
小説は、文字の組み合わせによる芸術なんだ、と改めて思わされた作品でした。
窪田啓作氏の翻訳した小説版のすごさを改めて認識しました。
「今日、ママンが死んだ。」は、すごいインパクトで迫り、冒頭から読者…
冒頭『ママンが死んだ』から始まるカミュの不条理小説を映画化した作品。
高校生の時に読んだきりだったけど、当時難しかった記憶。
イタリア人であるヴィスコンティの作品に対する理解が興味深かった。
ム…
Films Sans Frontieres