池波正太郎の世界観に浸る。
台詞の言い回しも、使われる言葉も情感が溢れていて良い。殺し屋を「仕掛け人」、手配師は「蔓」…何とも響きが良い。
明るすぎない映像からリアルな生活の明かりが感じられて、薄暗…
2023年12月16日
映画 #仕掛人・藤枝梅安 (2022年)鑑賞
腕の良い鍼医者として知られた藤枝梅安には金をもらって殺しを実行する“仕掛人”という裏の顔があった
梅安は料理屋の女房の仕掛け…
池波正太郎の三大人気シリーズの一つかな?(残りは「鬼平犯科帳」、「剣客商売」だと思う)
人気シリーズだけあって過去に色々俳優さんが藤枝梅安を演じてるけど、萬屋錦之介、緒形拳が好きだったが、豊川悦司…
豊川悦司さんの藤枝梅安。どっしりとしていい感じ。非情な仕事をしている梅安と彦次郎だが、二人の間に在るのは、今日の命の灯火を見守るようなやさしさ。粥はただ簡単なものではなく、余計なものを削ぎ落とした先…
>>続きを読むよくこんな豪華なメンバーを揃えられたなという印象。
ちょこっとしか出番がない人でも(高畑淳子さんとか柳葉敏郎さんとか)がきっちり役になりきって演じているので、作品全体にダレが生じない。
梅安は「…
『仕掛人・藤枝梅安』
原作未読。『仕掛人』という闇の稼業ゆえの黒と赤、激しい動きと彼らなりの死生観を漂わせる静の演出は良かったと思う。
ただ、仕掛人や元締め共にその動機と衝動的な行動の危うさは畦倉十…
池波正太郎生誕100年企画、時代劇パートナーズ42社制作、時代劇専門チャンネル開局25周年作品と制作発表段階で本気度と話題性の高かった劇場作品
これぞ時代劇、贅沢な時代劇でとても満足できる映画だっ…
2023/No.15
犯人は誰、あなたは何者?というサスペンス的な要素もある時代劇。殺陣とかチャンバラみたいなものはない。
それはそうだよねと、そういうことだったのかと、それでも仕掛けますかと言う…
(C)「仕掛人・藤枝梅安」時代劇パートナーズ42社