クレッシェンド 音楽の架け橋の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『クレッシェンド 音楽の架け橋』に投稿された感想・評価

EDDIE
4.5

イスラエルとパレスチナの対立。それぞれの抱く問題はそう簡単には解消されない。本作のオーケストラは実在の楽団がモデル。各国の抱える深刻さを軽視せず互いが歩み寄る希望と厳しさを見事なバランスで描いた良作…

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pino
3.8

パレスチナとイスラエルの間にある民族、宗教、歴史的問題。4つの言語が飛び交う中、果たして音楽でわかり合えるのか。

イスラエルの青年が発する「これは“歴史“ではなく“家族の問題“だ」という言葉。
た…

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4.0

先生のお互いを知ることから始まり最初は対立してた団員が少しずつ連帯感が生まれたのを見てたからラストのシーンは泣いた
音楽を愛する気持ちは同じで演奏してる時はみんな楽しそうで良かったけどシーラだけは共…

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・2025年(5月) 56本目

音楽は争いを越えるか。単純な争いではない宗教、人種も含む根深い争いは絶えない。

芸術やスポーツを通して分かり合える世の中ぎくれば良いなと、単純に思ってしまう私は、太平洋戦争を知らない平和ボケ世代だ…

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パレスチナ自治区とイスラエル側から
楽団員を集めて演奏会を催そうとするが

イスラエル側の無知で不勉強な役が
女の子なのが、気に食わなかったな。

音楽は国境を、人種を、差別を、憎しみを越えられるか。世代を超えて続く憎しみの連鎖、絶望を断ち切れるかは今を生きる我々にかかっている。まずは互いを知ることから、一歩を踏み出さねば。先生のやってきたこと…

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む
-

音楽をやってる者として見るべき作品だった。難なくクラシックが出来てるけど、それってすごく幸せなことだと感じさせられたし、音楽を自由にできない人がいることがすごく悔しい。誰もが一緒に音楽を作れる未来は…

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人間は賢いがゆえに愚か、改めて思う。民族対立、宗教対立、過去の歴史、そんなもの引きずって共存できるわけない。忘れてはいけないのは確かだけど、もっと大切なのは未来だと思う。ともに響きあう。
実際、日本…

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実話。憎み合う敵対国の若者達による和平オケ。でも音楽を愛する気持は同じ。ぶつかり合いつつも徐々にまとまってゆく。感動のラストへのクレッシェンドを彼らなりの方法で導く。音楽は国境を越える。

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