2ペンスの希望の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『2ペンスの希望』に投稿された感想・評価

3.0

第5回カンヌ国際映画祭パルムドール。
レナート・カステラーニ監督作。

1951年の戦後イタリアで制作された庶民悲喜劇の佳作で、復員兵と花火師の娘の恋のゆくえを描きます。

ナポリ近郊を舞台に、軍務…

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ナポリ近郊の村。復員したアントニオは、貧しい家庭の長男。しかし定職は見つからない、日当は母に搾取される。花火屋の娘カルメラが「持参金がある。結婚しよう」と誘惑。今は仕事が欲しいと、断る。どこまでもつ…

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kazun
3.4

不景気で貧乏生活に苦しむ復員兵と裕福な花火師の娘とのラブロマンス。

カンヌ国際映画祭グランプリ作品

印象的なシーン
・息子復員に喜び隣人の兎を料理する母
・仕事先に妹弟が給料を取りに来る
・カル…

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アノ
4.1

狂乱がノンストップで続くハイテンション・イタリアンコメディ。全く脈絡なく花火が室内で炸裂するのにマジで笑ってしまった。
マリア・フィオーレのストーカーじみたアクティブな攻勢が途切れることない。近所で…

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vivo
2.0

とにかく最初から最後までずっと騒々しい。その騒々しさの中心には恋人の足を引っ張りまくるヒロインがいるのだが、そんな彼女を寛容な心で受け止め、常に前向きな姿勢で責任感ある行動をとる主人公の姿がひたすら…

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コメディ風味を散りばめたネオレアリズモの傑作だと思いますが
好き嫌いがハッキリ分かれる作品
とにかく全編イタリア語のマシンガンのようなセリフで満たされてます
そこが人によっては耐えられない様です
私…

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4.8

誰が何と言おうと極私的ナンバーワン映画。純情一途・一世一代の啖呵に沸き上がる人と情、しゃくり上げるカルメーラ。健さんよりもカッコいいアントニオ。厳しくもあり、優しくもある世間のうちに生き続ける二人に…

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第5回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞。ATG初年度(1962)のプログラムで日本初公開。

敗戦直後のナポリを舞台にした明るいネオ・リアリズモ作品。貧しい復員兵と花火屋の娘の恋の行方を描く。ナポリ…

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Omizu
1.9

【第5回カンヌ映画祭 パルムドール】
『ロミオとジュリエット』のレナート・カステラーニ監督作品。

これで何を伝えたかったのか、なんでこれが受賞したのか全く謎。

登場人物がひたすらわめき合っている…

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3.3

内容はネオリアリズモらしく不景気のイタリアで満足な職業に就職できず生活苦にあえぐ青年を描いているのに、主人公をはじめ登場人物はみなバイタリティに溢れ前向きなため状況がひどくなっても暗くならず映画のハ…

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