「ストロンボリ」でも思ったが、ロッセリーニは光の加減が素晴らしい。照らされて浮かび上がるところ、影がかかって隠されるところが的確で廊下の天井のバーグマンの影なんてサスペンスのお手本みたいなショットで…
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1954年製作。原作ステファン・ツヴァイク。脚色セルジオ・アミディ 、フランツ・トロイベルク。監督ロベルト・ロッセリーニ。上映館のチラシには、/ロッセリーニの不倫サスペンス。バーグマンが子供に電話し…
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《イングリッド・バーグマン
〜演じることは生きること~》⑫
不倫を隠す女性が、恋人の元恋人から恐喝され、恐怖にさらされる。
ステファン・ツヴァイクの小説『恐れ』(Die Angst)が原作。…
シネマヴェーラのバーグマン特集で。
ヒッチコックの「白い恐怖」と連続で見たけど、両監督のアプローチの差が明確に表れる。ヒッチコックはバーグマンの高身長を目立たせないように高身長の俳優でバーグマンの…
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【ヒッチコック風フィルム・ノワール】
(1954年・西独/伊・75分・モノクロ)
監督:ロベルト・ロッセリーニ
原題:LA PAURA/ANGST/NON CREDU PIV’ALL’AMORE
…
ロッセリーニ=バーグマン、最後の作品、妻がほかの男に魅かれていることを知り、一芝居打つ。ラストシーンは2つのバージョンが存在する。毒を煽ろうとするが、正気に戻る。もう一つは、夫が止めに入る。後の方が…
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