【第74回カンヌ映画祭 グランプリ】
『オリ・マキの人生で最も幸せな日』のユホ・クオスマネン監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品されグランプリを受賞、ヨーロッパ映画賞では作品賞を含め3部門にノミネート…
【『見知らぬ乗客』のあいつみたいに粘着質】
今更ながら観た。一人旅をしていると、一期一会の出会いがある。それは、普通生活したら接触しない人だったりするのだが、この映画の場合、やたらと間合いが近く粗暴…
90年代のロシアを舞台にしたロードムービー。
冬のロシアの暗さと主人公ラウラの明るさの足りなさとリョーハのデリカシーのない面倒臭さからのはじまりに何度も挫折しかけた。リョーハの小学生みたいな態度にも…
「じゃあ岩絵を見るためだけにわざわざ列車に乗って、あんなシケた街に行くわけか。信じられねぇ。マジかよ」
ムルマンスクへと向かう寝台列車で出会ったフィンランド人とロシア人のお話。
めちゃくちゃ大人…
迷いがあり、苛立ちがあり、失意がやってくる。行き場もなく、帰る場所もなく、だから成り行き的に進んでいくしかない。わたしは/僕は/あなたは/彼らは、何を求めていたのだろう。そもそも、何かを求めていたの…
>>続きを読む思わずニッコリしてしまうエンディング好き好き好き好き好きだーーー
友だちのうちはどこ?と同じくらい、観終わった後に最高だーーーと叫びたくなる映画だった
大学のとき友達とヨーロッパ旅行中に夜行列車…
粗野な男との不器用なやりとり
一駅ごとに彼女の心は
別れを受け入れ
苛立ちを包み
穏やかな想いで満たされていく
『ビフォアサンライズ』とは程遠い
乾いた電車の旅だけれど
ロマンスではない感情の動き…
© 2021 - AAMU FILM COMPANY, ACHTUNG PANDA!, AMRION PRODUCTION, CTB FILM PRODUCTION