これはただのアニメ映画の続編じゃない。
幾原邦彦という鬼才が、10年の時を経て我々に叩きつけてきた最終解答であり、同時に新たな問いの始まりだ。
もし『輪るピングドラム』という名の列車に一度も乗った…
やっぱり大好きなアニメ。
元のアニメ『輪るピングドラム』は2011年だけどデザイン・ビジュアルが00年代(なんなら70年代〜)の魅力を抽出していて、Y2Kとしてリバイバルされた最新の作品と言われても…
エンディング後、冠葉と晶馬が倒れていたところから立ち上がって「僕たちどこ行く?」「どこへ行きたい?」「そうだな、じゃあ…」と話しながら画角外に歩いていくシーンが希望に溢れていてすごく良かった
最後…
TVシリーズのときはよく分からんかったけど
めちゃくちゃ分かりやすく補完されていた
何が起こってたのかよくわかった
もしかしたらTvシリーズも分かるように作られたのかもしれないけど、当時は意味不明…
TVシリーズが大好きで何度も何度も繰り返しみてた分新しさがなくてぼんやり見てた。
ラストの新規カットからのやくしまるえつこさんの曲の入りはすごくよかった!
前編は劇場で観れたけど、後編は観に行け…
更に難解さを増すようでわかりやすく補正してくれているような新カットにトリプルHの新曲、やくしまるえつこの新曲……
ただの総集編ではなかった。
自分はアニメから好きだったので新規の人が理解出来るのか…
(続き)
この劇場版はほぼほぼTV版の総集編のような作りになっていて、新規のシーンは決して多くはない。そういった意味で、『ウテナ』のぶっ飛んだ劇場版(最高)とは性格が異なるといえるだろう。
一方…
ピングローブユニオン