Suspense(原題)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『Suspense(原題)』に投稿された感想・評価

RyoS
3.8

100年以上も前だが、めちゃめちゃ面白い!
クロスカッティングとラストミニッツ・レスキューというサスペンスの常套手段を用いつつ、鍵穴、画面分割、車のサイドミラー、真上からの見下ろすショットといった細…

>>続きを読む
4.5
三分割のスプリットスクリーンも凄いけど、鏡や鍵穴といったフレーム内フレームへの意識もすごい。
強盗の強烈な俯瞰アップ。轢かれるだけの男と回収されない細部もとても魅力的。
ゑぎ
3.8

 これは良く出来たスリラー。云わば前年(1912年)のグリフィス『見えざる敵』を換骨奪胎した(シンプル化した部分と発展させた部分の両方がある)作品と云っていいのではないだろうか。まず、本作は映画史上…

>>続きを読む
1913年とは、、
サスペンスの要素がぎっしり詰まってる。
疑い、躊躇い、不安、恐怖。

最初期のサスペンス作品。初めてスプリットスクリーンが映画上で使われた作品らしい。それ以外も当時としては斬新なアイディアが惜しみなくバチバチ放り込まれていて、とってもアバンギャルド。

夫は仕事中、召…

>>続きを読む
すえ
4.4

記録

クロスカッティングではなく、三角形のスプリットスクリーンで3者を同一画面上に提示するという発想。

キャメラのポジション、構図が尽く天才的。素晴らしい感覚。

映画史は白い歴史であると同時に…

>>続きを読む
mom
3.0
3つのシーンを同時に見せたり、玄関の外を上から撮ったりと、アングルを色々と工夫している。

警察を引き連れてきた方法がユニークだった。
cil
-
三分割画面もフランス国旗型ではなく二等辺三角形なのが良い。異空間が切り返しではなく電話によって接続され、同一画面上へ示される。女性監督の貢献度すごいな
3.7

使用人が鍵穴越しにロイス・ウェバーを覗き込むショットから既にサスペンスが展開され、鍵穴の形を模したかのような画面分割で3つの地点の様子も描いてしまう。使用人が部屋にいる場面から窓が開けられているのか…

>>続きを読む
アノ
3.9

10分でこのアイデア量には感嘆する。有名な階段を上がってくるショットも素晴らしいが、なんの意味もなく車に轢かれる男が最高。話になんの意味も与えない、ただ「突然轢かれるのは面白い」という思想だけがある…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事