ペドロ・アルモドバル2本立て②
ペイン&グローリーに続いて
アルモドバルの集大成・総決算的な趣きの壮大さ。
ジャガイモの皮剥きとジャニス・ジョプリンのシーンに震えるし、
ゲノム・血の繋がりが交差…
忘れられたスペインの歴史を伝えたいために、あえて現代の複雑な人間ドラマを進行させる構成が斬新。
人間ドラマのその後の成り行きは観客の想像に任せれば良い、という割り切り方。
久しぶりに良いものを見てレ…
前半は超感情的なヒューマンドラマ全開で、めっちゃ考えさせられる。
しかも、アルモドバルって色使いも演出も鮮やかだから、重たいテーマでも観てて目が飽きない。
とか感情に浸ってると最後ギュイィンと歴史…
赤、オレンジ、緑の色使いが素敵。
血縁とかルーツとかで分かるんだけど、最後はちょっと飛びすぎた感じ。途中まではジャニスの心情に引き込まれて結構良かった。
2025 No.159
劇場鑑賞:18
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子どもの取り違えがメインではあるのだが、そこにさまざまな要素が絡み合っていくアルモドバル節。スペインの内戦の歴史など、わたしが無知なことも多かったのだが、それでも生まれてくる子どもたち、未来に希望を…
>>続きを読む2024年35本目。
同じ日に同じ病院で母親となった2人の女性の数奇な運命を描いたペドロ・アルモドバル監督作品です。『ペイン・アンド・グローリー』の集大成感が強かったので、もう長編は出ないと思って…
アルモドバルが描く愛の形が変化した。母と子、男と女、女と 女の複雑な関係から、その背景にあるより大きな物語へ。今の 世代と連なる過去の人々への哀悼と惜別。この切なさと深い悲しみは間違いなく彼の新境地…
>>続きを読む© Remotamente Films AIE & El Deseo DASLU Iglesias Más