ちょっと長いけど、私は好きな感じだった。
正反対の女の(共依存的)友情話だと思ったら、3.11のレクイエム的作品だった。
3月のあの日から、親友・すみれが海へ行ったまま帰ってこない。すみれの恋人…
とても良かった。真奈が見てるすみれは同い年の友達の雰囲気を纏っていたけれど、真奈を見てるすみれは少女のような表情をしていて驚いた。真奈は頑なにすみれの気持ちを推測しようとしなかったのも印象的だった。…
>>続きを読む・きっつい。まじで。
・自分が岩手の沿岸部生まれで実際体験してるから余計にきつい。
・すずめの戸締りとかオッペンハイマーの事前予告に必要性感じてなかったけど、意味あるわあれ。
・構えて見るのと不意打…
震災の映画だったとは!
なーーんにも知らずに見て、えっ!
ってなった。
文化庁の助成金がでてるのは、そういうテーマだったからなのかと、納得。
浜辺美波の綺麗さは、もう異常や笑!
なんか浮いとる感…
主人公がみるすみれちゃんが
人が誰かを思い出すのをうまく表現しているなと思った。
ゆっくりと悲しみを噛み締める作品。
海の静けさ、穏やかさは一時的でしかない
飲み込まれた方々、痛かっただろう
怖…
まさか東北の震災の話と繋がっていたとは思いませんでした。あの日に沢山のものが失われていった。すみれもその1人だった。
絵を使ってみせた表現の世界観が良かったです。
ラスト一人一人の映像に強い想いを…
ひとつひとつの映像が丁寧というか綺麗で、チューニングしなきゃいけない新歓も、大学生活も、職場も、薄暗い部屋も、ドライブ中の車窓からの眺めも…
そしてたどり着いた海などの情景もどこか既視感があって懐か…
寄せては返す細波と泡沫。
弾けて消えて…海へと還る。
大切な人との記憶とか、
自分が此処にいた証だとか…
大凡のことは、そうやって消えていく。
どれだけ尊くても、
耐え難いほどに痛くても…
最…
映画「やがて海へと届く」製作委員会