オリンピック女子重量挙げで銅メダルを獲得した三宅宏実選手とコーチでもあるお父さんのインタビューに泣きそうになり、父と娘の物語を無性に観たくなりまして、レンタルショップの棚からこれをチョイス。
作家で>>続きを読む
アルゼンチン・タンゴの伝説の踊り手マリア・ニエベスの人生を観るドキュメンタリー。
美しい!
この作品は主にインタビュー映像と再現映像で構成されています。ドキュメンタリーで再現映像というとテレビのチ>>続きを読む
『インディペンデンス・デー』の20年後の物語。
20年前の戦いの遺産から得たテクノロジーで進化した世界の設定が面白かったです。
細かいことは気にせずに、理屈抜きで豪快さを楽しむ映画ですね。評判はあ>>続きを読む
新作『リサージェンス』は評判が良くないようですが、普段劇場にあまり付き合わない妻が観たいと言うので観ようと思っています。彼女はSFが好きなんですね。その予習として家族で夕飯を食べながら再鑑賞。20年前>>続きを読む
何年も新曲を作っていないロックスター、ダニー・コリンズの物語。
昔の大ヒット曲をツアーで歌ってショービジネスを成立させています。プライベートでは結婚と離婚を繰り返し、酒とクスリに溺れたクズオヤジ。>>続きを読む
知的障がいを持つ人たちの施設、鹿児島しょうぶ学園の生活を観るドキュメンタリー。
そこで暮らす人たちの姿が客観的な視点で撮られています。主義主張も、やさしさも決して押し付けてきません。
僕はこの映画>>続きを読む
日本国憲法に関する有識者のインタビュー集。
憲法改正が政治の関心事になっている昨今。勉強のために観に行きました。
観て分かったこと。
その1
憲法第9条には、戦争を経験した日本人の平和への想いが>>続きを読む
1945年8月6日午前8時10分頃、原子爆弾投下地点から500メートルの場所に建物疎開作業のために集まった広島第二中学校1年生321名の物語。
苦しい映画です。
その朝、家を出る時の様子、被爆直後>>続きを読む
いつもふきげんな果子、高校三年生・夏の物語。果子の死んだはずの叔母さん未来子が突然現れて…。
この映画、好きか嫌いかと問われたら、どちらかと言うと…大好きです。
この映画の醍醐味は会話だと思います>>続きを読む
イギリスの歌姫エイミー・ワインハウスのデビューから死去までを映すインタビュー・ドキュメンタリー。
彼女のことは全く知りませんでしたが、予告編で聴いた歌声が耳に残り、観ないわけにはいきませんでした。>>続きを読む
ウルグアイのシネマテークに勤めるホルヘの物語。
勤続25年のホルヘはシネマテークの仕事を何でもこなします。そのシネマテークの会員数は減り続け、家賃も滞納気味で存続の危機。その時ホルヘは…。
音楽が>>続きを読む
エルマンノ・オルミ監督1978年の作品。今年、各所でリバイバル上映されていますね。
人間の与える姿と奪う姿を観る映画。
19世紀末期、イタリア・ベルガモ地方の小作人4家族の物語。
貧しいながらも>>続きを読む
マノエル・ド・オリヴェイラ監督追悼特集“永遠のオリヴェイラ”特別企画にて。
1850年代、ポルトガルの三角関係の物語、なのかな。
観念的な会話劇が167分続きます。いやあ寝ました。完全ギブアップで>>続きを読む
ファンクの帝王ジェームス・ブラウン(JB)を映すドキュメンタリー。
JBに特別な思い入れがあるわけではありません。去年観た『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』で初めて彼の人生の一部を知った程度>>続きを読む
シリア内戦の現場を映すアート・ドキュメンタリー。
詩情に乗って内戦の現実が映されます。男の独白と映像、男と女の言葉の交換と映像。
映像は現地でシリア人たちが撮ったもの。とんでもないことが行われてい>>続きを読む
1950年代、仕事を求めてアイルランドからアメリカ・ブルックリンに渡った女性エイリッシュの物語。
移民の話は好きなんですよね。戦前、日本人もアメリカ大陸などにたくさんの人が移住しています。移民先で孤>>続きを読む
映画館跡で偶然見た、母親が主演する映画を完成させる物語。
カンボジアのプノンペン。内戦前に盛んだった映画文化もクメール・ルージュの圧政によって壊滅に追いやられ、映画館の前から行列が無くなったそうです>>続きを読む
世界で初めて性別適合手術を受けたとされるリリー・エリべと彼女が女性に目覚める以前の妻ゲルダの物語。
僕はゲルダの物語として受け取りました。愛する夫のトランスジェンダーに対する葛藤が苦しいです。それを>>続きを読む
これ、結構好きです。
東京の大学を出たけれど、甲府の実家に戻って来て、何するわけでもなく毎日を無為に過ごすタマ子と、お父さんの物語。
分かっちゃいるけど前に進めないタマ子と、そんな娘に言いたいこと>>続きを読む
インドネシアの美しい海の風景。
海の民バジョ族の生活。
天国のように美しい風景なのですが、そこに生活が確実に存在する実在感があります。
漁に出たきり帰ってこない父親を待つ少女と、その母親の物語。>>続きを読む
思いがけなく人生を観る映画。
ショー・パブのオーナーであるコズモの、だらしない物語。
コズモの破滅に向かって行く様とショー・パブの舞台の様、この二つで構成されています。
引き返せるところで引き返>>続きを読む
東京・新文芸坐シネマテークにて。
エルマンノ・オルミ監督の長編第二作。
転勤で離ればなれになった男女の物語。
手紙の朗読により、それぞれの気持ちを重ねていくシーンが美しいです。二人の気持ちが近づく>>続きを読む
ナチスによるユダヤ人ジェノサイドを告発するドキュメンタリー。
狂った詩。
アウシュビッツ収容所の戦中のモノクロの映像と戦後10年の製作当時のカラー映像とで構成されています。
カラー映像の方に哀し>>続きを読む
イかれた女を堪能し、誰がイかれているのか分からなくなる映画。
イかれた女の愛の物語。
先週初めて観たジョン・カサヴェテス監督作品に驚きまして、この監督作品を掘ってみようとレンタルして来ました。>>続きを読む
これ、好きです。
別れを観る映画。
愛する者と別れる時、人は何を想うのでしょうか。
愛する者と再会する時、人は何を感じるのでしょうか。
再会することが必ずしも良いこととは限らないように思います>>続きを読む
愛に正直な男と、一直線な自身の愛に苦悩する女を観る映画。
女の、相手に嫌われるくらいの過剰な愛を観て、こういうのが本当の愛なのかな、と思ってしまいました。本当の愛なんて言うとウソくさいけれど。
相>>続きを読む
ダメ男の往生際の悪さと、家族の優しい会話を観る映画。
離婚して、仕事もテキトー、放っているくせに夢を捨て切れないダメ男の物語。
この笑いの質はどうやって生み出されたんだろう、って初っ端から唸ってし>>続きを読む
正月の東京・吉祥寺で繰り広げられたゲリラライブのドキュメンタリー。74分ワンカット。
元日という非日常的な空気で満たされた街を、ギターを弾きながら唄う男と撮影クルーという異物が移動して行く。
元日>>続きを読む
原子力発電に関する日本人の理不尽を観る映画。
何者かの仕掛けにより、原子力発電所の上空をホバリングし続ける最新ヘリコプター。墜落、原発爆発を回避するために尽力する人々の物語。そして、その犯人の物語。>>続きを読む
血のつながりの不思議を観る映画。
女をつくって出て行ったお父さんに14年振りに会いに行く姉妹の物語。
お父さんに会いに行くことは、お父さんと別れ自分たちを育ててくれたお母さんの想いに向き合うことに>>続きを読む
狂信を観る映画。
自分をエルヴィス・プレスリーの生まれ変わりと信じる男の物語。
初めて予告編を見た時から、心惹かれるものを感じていました。憧れの人への熱い想いが作り出す滑稽だけど美しい変態的模倣の>>続きを読む
神様はとてもイヤなやつで、ゲームとして「この世」を創り遊んでいる。退屈しのぎに人間に苦難を与えたり。神様の娘は、そんな神様を嫌っていて、ある日、人類全員にそれぞれの寿命を伝えるeメールを送信してしまう>>続きを読む
何なんだよ、あいつら。
ふざけんなよ。
観た後の帰り道で怒りが湧き上がって来ました。
家族や恋人を人質にして「協力者」として働かせる話は聞いたことがありましたので、「協力者」の葛藤を観る映画だと思>>続きを読む
感情と感覚の揺らぎを観る映画。
ローラとクレールは幼い頃からの唯一無二の親友。ローラの夫ダヴィッドには女装癖があり、ローラもそれを理解していた。
ローラの死が、彼女の親友と、彼女の夫の人生を変えて>>続きを読む
東京・新文芸坐のシネマテークにて。
アルジェリア戦争をしていた時代のフランスの青春を観る映画。
男1人女2人の三角関係の物語。
テレビ局で撮影アシスタントとして働くミシェルは2ヶ月半後に兵役に行>>続きを読む
いやあ、楽しかったです。
いつもは小さいハコで演っているバンド、通称ハバナイが、クラウドファンディングの仕組みを使って、でっかいハコで開いたライブのドキュメンタリー。
純粋に音楽が楽しい。
それ>>続きを読む