映画チラシを見て、何か鑑賞したくなり、会社帰りに鑑賞。
常日頃、日々業務をこなし、何事も無い虚無な毎日を過ごしていた主人公。
自分の余命を告げられた時、自分ならどうするだろう…とふと考えさせられた…
70年前の黒澤作品でも描かれた、急に自分の短い余生を知った時にどう「生きる」のか。
ひと時の快楽に走ったり、虚無感にどっぷり浸ったり、他の人に一方的な救いを求めたり、仕事に急に達成感を求めたりする姿…
1952年の黒澤明監督の『生きる』のリメイクでイギリスバージョン..
感想👇
時代は1953年
場所はロンドン
通勤時に冗談や笑いは禁物
堅苦しい決まりことだらけの職場なのか その空気がそのまま…
2025.048
派手なドラマがあるわけじゃない、珍しいタイプの余命モノな気がした
オープニングとエンディングのクラシック映画っぷりが丁寧で騙されかけ
最後に畳み掛けてくるタイプ、ほんの小さなことな…
原作を観て、立て続けにこれを観たので、どうしても比較することから免れなかったが、黒澤がイシグロの手に掛かるとこうなると納得させられた。原作の死生観(自身の致命的な病気のことを隠すとか)がイギリスでも…
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