フィンランドの画家ヘレン・シャルフベックを描いた伝記映画。
鑑賞前までは、うん、作品は見たことがあるような…と思ってましたが、本作を観て俄然、彼女の作品に興味を持ちました。
というのも、50を過ぎた…
心に残る映画
北欧のモダニズムを先駆けた画家とも呼ばれる女性画家の晩年を描く
愛と孤独に苦悩しながら魂を見つめるような自画像を多く残す
年齢を重ねるごとに表現はより抽象的かつ深遠に
ラウラビルン…
藝大美術館で行われたシャルフベック展の後に映画公開が発表され、ずっと観たかったやつ。また日本で展示やってほしいなあ。
彼女の人生をあらすじとして読むととても寂しい人だったかのように思えてしまうが、…
フィンランドの画家ヘレン・シャルフベックのある一時期を描いた作品。
若くして画力を認められ当時まだロシア領だったフィンランドからパリ、イギリス、イタリアへと奨学金で旅した彼女だったが、自分の療養と…
窓から差し込む光や時代背景がもたらす殺伐とした寂しさを感傷的に捉えている。
ヘレンの繊細さと聡明さが、彼女の作品をより魅力的にしたのは明らか。
- 夢は時と手を取り合って少しずつ逃げていく、やがて…
詩的な表現の言葉が良かった。
エイナルとヘレン実際は演じる2人は7歳くらいしか歳は違わない。
だけどちゃんとヘレン53歳くらいにみえる。
孤独が高くそびえ立ち、私を取り囲む。って身につまされるなぁ。…
©Finland Cinematic