1980年代、イギリスの曇った海辺に佇む映画館エンパイア。
黒人差別や女性差別が当たり前のその町で、思い出したくない過去を持つ者たちが分け隔てなく居られる場所。
"昨年はもう死んだ、今年に入れば"
…
多少サプライズもあるが全体的にはかなりスローな展開の話・・・
私が男だからだろうか?
刺さらなきゃいけないシーンだろうと思えるところで刺さらない(笑)
同年代の女性なら刺さりまくる人も多いんじゃな…
気になる監督サム・メンデス。
彼の監督脚本。めちゃめちゃ期待して観始めた。
1980年代初頭のイギリス。
とある映画館が舞台。
そこで働く精神的な病を患う中年女性のヒラリーと新しく働き始めた気のい…
映画についての映画が好きだ。料理人が手間暇かけて作る料理と同じで、そこに監督の信条や純朴さが垣間見えるからだ。
サム・メンデス監督といえば、かの奇天烈映画『アメリカン・ビューティー』で人間の弱さを存…
海辺の映画館「エンパイア劇場」とその街を舞台に描く人生についての物語。
クライマックスでヒラリーがエンパイア劇場で映画を観るシーン。涙が止まらなかった。
「人生とは 心のあり方だ。」
また人…
不完全な人達が織りなす慈しみ。
それを未だに言語化出来なくて
この映画のロジックを前に
私の感情は彷徨い続けたままだ。
どこか非現実的で精巧に作り込まれた寂しい舞台は、現実世界の悪意の上に生きる…
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