このレビューはネタバレを含みます
リズミカル且つシュールな流れを備えたコミカルさと、当時の体制批判にも近いシニカルなメッセージとが混在していた。
芸術鑑賞という行為、ひいては学芸員による定型的な解説文が、人生のメタファーとして昇華さ…
イオセリアーニの短編デビュー作。
ムソグルスキーに『展覧会の絵』という組曲がある。画家の友人が亡くなり、その遺作点での絵画の印象と絵から絵まで移動の情景を音楽にしたと言われている。
本作は貧しい…
ベッドからへそくりをくすねたのをカミさんに見つかって、窓に飛び込むように逃げるの最高!近頃ちょっとずつ観てるプライムの風雲たけし城のアトラクションの1つのよう、面白い身体性のあるコメディとは、計算さ…
>>続きを読む崩壊した家庭。夫は金を妻から奪い取り、家を出る。たどり着いた先は美術館。一枚の絵を見る。家が描かれている。自分の家だ。学芸員がその絵の前で立ち止まる。「きっと素敵な家庭なのでしょう」と解説をする。幸…
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